タイトル: その辺もTOSへのオマージュ?
投稿者 : JJ
登録時間:2009年5月31日18時39分
本文:
試写会に続き、本日見てまいりました。
川崎のチネチッタだったのですが、400名入るところに、約100名、微
妙な数字ですかね。
娯楽映画としては、十分楽しめましたし、何度見てもケルヴィン&カーク
パパの最後はウルっときました。
また、ウフーラの通信用の耳につけるあの機器やブリッジに流れる音は懐
かしいし、主役級以外の地上派遣のメンバーの運命などもTOSのセオリー
通りでオールドファンには嬉しかったです。
その一方で気になってしまうところ。
・デルタ ヴェガは一体どこにあるのか。
ヴァルカンの崩壊があんなに大きく見えるということは、地球と月くらい
の距離関係でないとあり得ない。デルタ ヴェガ(TOSにありがちな名前
ではあるが)は、ヴァルカンの衛星なのか。だとすれば、あんなに寒いはず
がない(ですよね、確かヴァルカンは地球より暑い星の設定だったはず)。
・ワープ中の船に転送ですと…
デルタ ヴェガでカークはどれほどの時間を過ごしているのか。その間に
エンタープライズは、どれくらいの距離を移動してしまっているのか。
そんな距離を転送できるくらいならば、移動のための宇宙船がいらなくなる
じゃあないか。
他にも何ヶ所か気になったところはあるのですが・・・
まあ、この辺も科学的にはまだメチャメチャだったTOSへのオマージュ
として、笑ってごまかしたいのでしょか。
TNG以降、割と科学的な破綻がなく設定がなされていたので、妙に気にな
ってしまいました。
本家アメリカのファンたちはどんなふうに感じたんでしょうね。
と言いながら、映画には満足です。たぶんあと1〜2回は見に行く予定で
す。
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