タイトル: Re:科学考証はデタラメ
投稿者 : 沖田十三
登録時間:2009年6月17日23時04分
本文:
ジャック天野さんは No.83「科学考証はデタラメ」で書きました。
>他にも破壊された僚艦がエンタープライズとこすれるシーンが、宇宙空間での相対速度から考えたらありえないとかつっこんだらキリが
>ありません。TNGの頃は一応科学者に相談して話を作ってたんですが、今回の映画は聞きかじった程度の知識で作った気がします。
はじめまして。私はスタートレックシリーズではTNGが一番好きなのですが、全く同感です。
私は13日(土)に見ました。
途中までは、今までのスタートレックとは別物の「娯楽SF映画」と割り切れば、けっこう楽しめると感じながら見ていました。
しかし、宇宙服を着たカークたち3人がシャトルから地球へ降下する場面を見てがっかり。
あんなにピンポイントに降下できるはずがないだろう、というのは百歩譲って置いといても、これって、自由落下の大気圏突入じゃありま
せんか? 普通は大気との摩擦熱で燃え尽きて死ぬでしょ!? それなのに炎に包まれる描写も全くなしに何事もなかったかのように降
下って、どういうこと!?
どうしても「おいおい、いくらなんでも、それはありえないだろう! いくらSF映画でも、現代科学というか常識くらいちゃんと考えよ
うよ!」とつっこまずにいられず、これ以降はあまり楽しめませんでした。
とどめがバルカン星の消滅と、ブラックホールに吸い込まれたのに脱出する場面ですね。
ああ、これはもはや「娯楽SF映画」でもなく、単なる「娯楽映画」なんだ、と痛じました。
みなさんはいかがでしょうか?
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