125 | Re:TNG以降の歴史は無かったことに? | プロトン | 09/7/3-23:59 |
記事番号119へのコメント USSストレンジャーさんは No.119「Re:TNG以降の歴史は無かったことに?」で書 きました。 >みなさん、今回の映画のタイムパラドックスについて分岐解釈を採られているよう >ですが、これまでSTにおけるタイムパラドックスの解釈は一環しており、タイムラ >インは常に一本で、過去に戻って歴史を改変した場合、既存の歴史は消滅します。 >一番わかりやすいのは、ファーストコンタクトでの描写です。エンタープライズE 私はSTでは多世界解釈の様に見えるのです…、 消滅と言うのが当てはまるかは分かりませんが、 ファーストコンタクトの場合はエンタープライズEが時間の渦の中にいて歴史の変化 を免れているから既存の歴史は消滅して24世紀の地球に90億のボーグがいてメタ ン、一酸化炭素とフッ素の大気になっているのが確認出来ているわけですが、 この時点で元々の歴史がシフトしてどこかの並行宇宙(探し出すのは困難として も)に存在する、と言う具合です。 TOS「危険な過去への旅」の時間の門のある惑星上の上陸班、DS9「2024年暴動の 夜」、VOY「時空侵略戦争」でも同じくディファイアントやヴォイジャーが歴史の変 化を免れているからこそ変化を認識出来るのであって、 もし「危険な過去への旅」の軌道上のエンタープライズ側から見ても消滅したりは せず歴史の変化やシフトも認識出来ないと思うのです。 ここで単に過去が変えられ”我々の時間軸の横に分岐した宇宙が現れた”ではない のは、 これを言ってはお終いですが、お話的には最初から「歴史が改変されて新たに分岐 した宇宙が誕生」だとクルーが犯人(ボーグスフィア)を阻止する必要が無くなっ てしまいますし、29世紀の時間統合委員会も必要無くなってしまいますので、 変化を免れた側から見ると時間軸がシフトして元々の歴史が消滅(並行宇宙にな る)したと言う具合でしょうか。 要はどの視点で見るかによって分岐や消滅したのかが認識出来るか出来ないかとな るのですが…。 今回の映画とは少し違いますが、 普通に過去に行った場合は、クルーが「歴史を変えるのはまずい」と言っているの も歴史を変えた場合はそのまま未来に戻ると本来は右に進む(未来)べき丁字路を 左に進む様に、新しい並行宇宙(多世界解釈の場合)が出来てしまい元の時間軸に 返って来れないとなりますし。 ただ仮にDS9の「伝説の時空へ」の様に過去へ行って歴史改変を阻止して未来に戻っ て来ても、過去へ行く前と本当に同じ時間軸なのか並行宇宙なのか証明しようがな いのと言う問題もありますけれども…。 >ほぼ、元通りに戻った訳ですが、このタイムパラドックスの解釈を今回の映画作品 >にも当てはめるなら、スポック、ネロ等を除いて旧タイムラインは消滅したことに >なります。 >つまり、これまでの私たちの知ってる『正史』は、もう存在しないと思われます >(T_T) 不確定性原理で自然(今回の事件も偶然のタイムトラベルなので自然として)に分 岐した歴史、並行宇宙(鏡像世界の様に)はそのままで、人為的に改変された歴史 の場合はエンタープライズのクルーや時間統合委員会が修正しに来ると言う様な分 け方でしょうか…。 これなら過去シリーズ、今回の映画の両方とも続編を作ろうと思えば話をしては続 けられるのではないでしょうか。 あと便宜上ENT、TOSからSTXの宇宙を正史と呼んでいますが、並行宇宙同士は等価な のでどれが正史とは言えないですし、 もし次回作で元のシリーズを描いたり、また別の第3の異なる歴史を描いて続けて行 くとなったら今回の映画も並行宇宙の1つだったと言うだけであって、 ST的にはENT「暗黒の地球帝国」の頃に「シリーズ丸々並行宇宙(鏡像宇宙)を舞台 にした話も作っても面白いのでは」とか言われていたので、かなり自由度があり歴 史改変ものを作りまくった後に元のシリーズに戻って話を作っても全く問題はない のでしょうけどね。 長文になってしまいましたがやはりタイムパラドックスは説明し難いですね、でも STなら1本のタイムラインも多世界解釈も両立出来そうです。 |
124 | Re:うーん、60点 | 386DX2 | 09/7/3-23:21 |
記事番号97へのコメント モ510型愛好家さんは No.97「Re:うーん、60点」で書きました。 >>コメントありがとうございます。間があいてしまってすみません。 >>確かにぶち壊された感じがします。新しいものを作るためには何か壊さないといけな >>いと思い込んでいるのだろうか、と思っています。 > 内容的にここレス付けしてもいいのかなと思いつつ書きます。モ510型愛好家さんの” 60点”に反応しましたw。私は5月末にようやく観に行くことが出来ました。好意的な反応 が多かったので結構期待していたのですが、結果は私も60点でした(それ未満かも)。 役者が若返ったこともあり、動的なシーンが多くそれは新たな楽しさを与えてくれるので よかったのですが・・・。映画の大スクリーンに相応しい迫力ある映像もよかったです。 映画は本来、ああいう迫力あるシーンを撮影できてナンボですから。スタトレの映画シリ ーズではカーンの逆襲をオールテレビスタッフで製作するという大失敗をやらかして、そ れ以降、苦労する羽目になってしまいました。 で、問題なのは映画のテンポがめちゃくちゃだった点です。ヤマ場の連続で確かに退屈は しないのですが、最初から最後まで全力疾走で何かのダイジェストを見てる気分でした。 とにかくコロコロ変わる。SWだって、ストーリーの緩急はしっかりとつけてます。 話に追いつけなかったということは決してなかったのですが、速過ぎ、薄過ぎ、で中身は スカスカ。無理やり上映時間に詰め込んだ感がありますね。 また、ブリッジが必要以上に明るい!明るいというより不必要な光源が多すぎる。ハーロ ーというか、照り返しというか、それで役者の顔がまぶしくて見えなくなったり字幕も見 えにくい部分も出てきてるし、涙が出てきました。念のために目薬をもってって正解でし た。 訳に関しては、サブリーダーのほか、キャプテンが気になりましたね(結構頻出だった気 が)。 皆さんがここで仰ってることも同感です。壊して新しいものを作るといっても壊しすぎ で、ここだけは壊すべきではないといったベースの部分までぶち壊してくれましたから ね。しかし年中発情状態で、地球人レベルの腕力しか持たないスポックとかやりすぎでし ょう。 |
123 | Re:科学考証はデタラメ | 386DX2 | 09/7/3-22:47 |
記事番号83へのコメント ジャック天野さんは No.83「科学考証はデタラメ」で書きました。 >エテさんは No.59「Re:スタートレックの原点は」で書きました。 >それよりも問題なのは超新星爆発。超新星爆発が起きると半径5光年以内の生物を絶滅させるほどのガンマ線という放射線が発生しま す。 >これは電磁波の一種で光速で伝わります。それに対し超新星爆発の衝撃波は、タイプと規模にもよりますが光速の1%ぐらいの速度で >す。つまり、衝撃波がロミュラスに到達するころにはとっくに全生物が死んでいるはずなんです。でもスポックの説明は明らかに違いま >す。 ここでいう衝撃波が、通常使用されている衝撃波なのか不明です。例えばジェネシス波は光速の数倍数十倍で伝播するという設定でし た。そんな風に何か特殊な衝撃波の設定でもあるのかな?程度に考えています。さほど突っ込むような箇所でもないかと。 あまり細かく考えると、T.M.P.だって、光速の350倍程度の移動速度という特殊な環境下でヴィジャーとエンプラの相対位置を、どのよう にして保つのか、とか、何故役者は皆、英語を話すのかとか、何故シミターが超至近距離で爆発しても、誰もその影響を受けないのか、 とかきりがないですよ。 |
121 | Re:TNG以降の歴史は無かったことに? | エンゲージ! | 09/7/3-22:21 |
記事番号110へのコメント >自分も、正史か、並行宇宙かどうかというより、今までのスター・トレッ >ク・シリーズとは別物の新たに一新されたスター・トレックという考え方 >(もう一つの正史ということになる?)もありかなと思いました。(エンゲ >ージ!さんの考え方とは違うのかな?) 私が「もう1つの正史」と書いたのは、この映画も、今までのTOSも、 その先にあるTNGの世代のストーリーとしては、実はほとんど差が無い、 だったら全て正史でいいじゃん(笑)という感じです。なぜそう 思ったかというと、映画だと描写ゼロでしたが、ノベライズだと 本来の歴史へと揺り戻す力を感じさせる書き方になっていたためです。 ノベライズなので根拠にも何にもなりませんが、ファンとしては 共感できるので、こういう考え方もいいかなぁと。 |
120 | Re:TNG以降の歴史は無かったことに? | スポックの耳 | 09/7/3-21:03 |
記事番号119へのコメント 今までのST作品でのタイムパラドックスの解釈が一貫していたからといって、 「仕切り直し版スター・トレック」に適用される保障はないと思いますよ。 なにせ、中の人たちが違いますから・・ 今までの『正史』の続きはもうやらないけど、パラレルワールドの世界の出来事 として、ファンの思い出のなかで続いていく、という思いやりなのでは? |
119 | Re:TNG以降の歴史は無かったことに? | USSストレンジャー | 09/7/3-18:43 |
記事番号116へのコメント みなさん、今回の映画のタイムパラドックスについて分岐解釈を採られているよう ですが、これまでSTにおけるタイムパラドックスの解釈は一環しており、タイムラ インは常に一本で、過去に戻って歴史を改変した場合、既存の歴史は消滅します。 一番わかりやすいのは、ファーストコンタクトでの描写です。エンタープライズE がボーグキューブを破壊すると、ボーグスフィアが脱出。過去の地球に向けてタイ ムスリップします。スフィアの作り出した時空の亀裂にエンタープライズEも突入 し追跡。 この時点でボークによる歴史改変の影響で、すでに24世紀の地球はボーグ化されて いるとの、データの台詞がありました。時間の河の流れを逸脱していた、ボーグス フィアとエンタープライズEを除き既存の歴史は一旦全て消滅したと言う事ですね。 この後、エンタープライズEの活躍によって、歴史改変は阻止される為、時間軸は ほぼ、元通りに戻った訳ですが、このタイムパラドックスの解釈を今回の映画作品 にも当てはめるなら、スポック、ネロ等を除いて旧タイムラインは消滅したことに なります。 つまり、これまでの私たちの知ってる『正史』は、もう存在しないと思われます (T_T) |
118 | Re:TNG以降の歴史は無かったことに? | モ510型愛好家 | 09/7/2-20:08 |
記事番号116へのコメント >今回の映画は並行宇宙の並行宇宙を舞台にした話になってしまいますが…。 そう考えれば納得できますね。 うーん、スポックさんのいうこともわからないでもないんですがね。Memory Alphaでも"正史"扱いか本国の反応待ちなので、議論の余地があると思うんです。 まぁ私たちがあまり口出しする問題ではないのかもしませんが。 |
117 | Re:TNG以降の歴史は無かったことに? | スポックの耳 | 09/7/2-19:40 |
記事番号116へのコメント >映画をみる限りロミュラスが崩壊したのが、正史(ENT、TOSからSTX)とは限 >らず実はロミュラスの崩壊やロミュラン領域の恒星の超新星爆発自体が正史 >の2387年頃から分岐した並行宇宙と言う事も、将来の作品でロミュラスを破 >壊せずに正史を続けたいとなればこう言う解釈も出来そうです。 気持ちはわからんでもないですが、気持ちを切り替えましょうよ。 今回の映画は、仕切り直しを狙ったものなんですから。 ギャラクティカだったり、ガンダムにおけるSEED みたいなものです。 一応、ストーリーは繋がっていますが、多くのファンやいろんなしがらみを無視 するのは得策ではない、と判断したまでのこと。 どう考えても、今後、TNG の世界の続きの公式作品が製作されることは ありえないです。 まあ、ファンムービーや小説はあるかもしれませんが。 正史うんぬんの論議はナンセンスでは、と思います。 |
116 | Re:TNG以降の歴史は無かったことに? | プロトン | 09/7/2-00:18 |
記事番号107へのコメント モ510型愛好家さんは No.107「Re:TNG以降の歴史は無かったこと に?」で書きました。 >私の見解ですと、今回の事件の23世紀の部分は並行宇宙です。本来のタイ >ムライン上ではありません。ですが、ロミュラスおよびレムス崩壊は、正史 >のタイムライン上だと考えられます(ライカー初任務は無駄になったのか >な?)。 >ブラクストンかダニエルズよ、ロミュラスを復活させてくれ!! 映画をみる限りロミュラスが崩壊したのが、正史(ENT、TOSからSTX)とは限 らず実はロミュラスの崩壊やロミュラン領域の恒星の超新星爆発自体が正史 の2387年頃から分岐した並行宇宙と言う事も、将来の作品でロミュラスを破 壊せずに正史を続けたいとなればこう言う解釈も出来そうです。 もしそうなると今回の映画は並行宇宙の並行宇宙を舞台にした話になってし まいますが…。 |
115 | Re:科学考証はデタラメ | プロトン | 09/7/2-00:15 |
記事番号89へのコメント ベイロックさんは No.89「Re:科学考証はデタラメ」で書きました。 >いや、高度ではなくて速度の問題です。シャトルの再突入時の速度は >秒速7.5kmというとんでもないスピードで突入時に大気の層がブレーキになって >減速するんですがこの時に熱を発するんです。 >映画のケースでは単に落下するだけなので高度が高いときは空気も薄いので >ある程度加速してスピードもつきますがだんだん空気の抵抗が増してきて >一定のスピードに落ち着きます。音速は超えるでしょうが >十分な装備は(たとえそんな風に見えなくても)しているはずです。 そういえばノーマッドの話やST5とかで出てる反重力ユニットや反重力ブーツを環境服に 取り付けて使えば落下速度を調節出来るどころか空中で静止とかも出来る筈なんですけ どね、単に環境服には反重力技術が付いていなかったのでしょうけど。 |