体を貸すとはどういうことですと聞くオブライエン。ダックスは儀式に協力してくれるなら、過去の本体の記憶が一時的に移されるという。7人がそれぞれの前の本体になる。記憶を移すには、守護者※6がテレパシーを使って行う。守護者がわからないオドーに、リータが共生生物を守るトリルだと説明する。合体していないトリルがなるのだ。ベシアは感心し、リータは素人だけど社会学の権威だなという。仕事柄いろんな人と会うからというリータ。ダボテーブルは人種のるつぼだという。死んだ人間に体を明け渡せっていうんですかいというクワーク。ほんの2,3時間よというダックス。その間自分はどうなっているのか聞くクワーク。ダックスは何を起きているは全て認識しているし、元に戻したいときはいつでも戻せるという。なるべくリラックスして、記憶が入るのに協力してくれというシスコ。クルゾンもジャンタラほど力強い経験はなかったといっていたという。ベシアはジョラン※7はどうなるんですかと質問する。人殺しをした作曲家だっけというクワーク。ダックスはジョランはシスコに担当してもらうという。その際には万全の注意が払われる。ベシア、リータ、キラ、オドー、そしてオブライエンは快く同意した。みんながクワークを見る。どうして見てるんだというクワーク。儀式に参加するのを同意してないのはお前だけだからだというオドー。クワークは悪いんですが、誰かほかの人間を当たってくださいといい出て行こうとする。ダックスはぜひあなたにやってもらいたいといい、クワークの耳を触り始める。オードリッド※8の記憶をお願いしたい、もっと仲良くなりたいというダックス。クワークはそう言われるとといい、承知した。ダックスはキラに、最初の本体であるリラ※9を担当してもらうという。明日守護者が到着次第始めるといい、同意してもらって嬉しいというダックス。みんなは席を立ち出て行く。シスコはもしかしてクワークは女性の本体の記憶を受け持つことになるのかとダックスに聞く。そういうこと、とダックスは言う。シスコも出て行き、残されたダックスはため息をつくのだった。
ホロスイートの中で、ノーグがオブライエンに宇宙における適用コードのテスト※10などの試験に関する説明を受けている。気の遠くなるだろうが、1日で受けてもらうというオブライエン。ノーグは了解する。とりあえずストレス反応テストをやってみようというオブライエン。プログラムデルタ5・9※11をコンピューターに命令する。周りに現れたのは司令室だ。シャトルのシミュレーションしか練習していないと慌てるノーグ。それだとストレス反応テストにはならないという。位置につき、作戦を立てて動かすようにいうオブライエン。ふいに揺れが起こる。今の何と聞くノーグに、自分で考えろとオブライエンはいう。テストが始まった。
エアロックで、ダックスとシスコが守護者※12を迎える。ダックスには母星に戻ってジャンタラを行うように催促していたが時間が取れないと言うことで、トリル共生生物合体審査理事会※13は自分を派遣したと言う守護者。時間が取れなかったと言うダックスに、休みなら取れるだろうと言うシスコ。事前の準備があるので部屋はどこか聞く守護者。ダックスが案内する。
祭壇の前にダックスとキラが立ち、守護者が呪文を唱えている。2人の間に入ると、肩に手を置いた。ダックスの体から守護者を介し、キラへゆっくりとエネルギーが流れる。うなだれるキラ。おもむろに頭を上げると目を開いた。キラ、と呼びかけるダックス。だがキラは普段とは違う口調で答えた、「いいえ、リラよ。」と。
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※6: Guardians DS9 第50話 "Equilibrium" 「仮面の幻影」には、ティモールが登場しました
※7: Joran Dax "Equilibrium" より
※8: Audrid Dax
※9: レラ Lela Dax
※10: spatial orientation test
※11: Program delta 5 9
※12: (Jefrey Alan Chandler)
※13: Trill Symbiosis Commission
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