TNG エピソードガイド
第63話「亡霊戦艦エンタープライズ'C'」
Yesterday's Enterprise
イントロダクション
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※1: このエピソードは、1990年度エミー賞で音響編集賞を受賞、さらに音楽作曲賞と音響ミキシング賞にダブルノミネートされました ※2: Guinan (ウーピー・ゴールドバーグ Whoopi Goldberg) TNG第61話 "Deja Q" 「DEJA Q」以来の登場。声:東美江 ※3: prune juice 初登場。原語では、ガイナン「地球の飲み物よ。プルーンジュース」 ウォーフ「戦士の飲み物だ」「いつも独りで飲んでいるわね」 ※4: 吹き替えでは「中尉」。第3シーズン以降、ウォーフの階級は大尉です ※5: 重量変動 gravimetric fluctuation ※6: ターシャ (ナターシャ)・ヤー Tasha (Natasha) Yar (デニス・クロスビー Denise Crosby) TNG第23話 "Skin of Evil" 「悲しみの星に消えたターシャ」以来の登場。声:沢海陽子 (継続) ※7: Dr. Joshua Kim 吹き替えでは「ドクター・ジョンソン」。また、原語では「オプスオフィスへ」と言っています ※8: Ensign Thomas ※9: U.S.S.エンタープライズ-C U.S.S. Enterprise-C アンバサダー級 (初登場)、NCC-1701-C。エクセルシオ級 (B) とギャラクシー級 (D) の中間を意図した元々のデザインは、Andrew Probert によります。Rick Sternbach の手を経て、Greg Jein がモデル化。爆竹や発煙筒で実際に焦がされています。第1シーズンから観察ラウンジの壁面には歴代エンタープライズの金色の模型が飾られていますが、このエピソードで初登場したエンタープライズ-C の (本当の) 形状とは異なります。後に TNG第85話 "Data's Day" 「ヒューマン・アンドロイド・データ」で登場した U.S.S.ジューコフなどのアンバサダー級は、ブリッジ部分やディフレクター盤などの形状が変更されています |
本編
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※10: military log 通常の航星日誌 (captain's log) に対して使われています ※11: これも通常の宇宙暦 (stardate) ではなく、combat date。吹き替えでは「宇宙暦」のまま ※12: starship に対し battleship。吹き替えでは訳出されておらず、「我々より」 ※13: 実際に正式な少尉に昇進するのは、もう少し後の TNG第72話 "Menage a Troi" 「愛なき関係」 ※14: Narendra III 初言及。脚色の一人ロナルド・D・ムーアの友人であり、後に科学顧問・原案編集を務める Naren Shankar にちなんで ※15: temporal rift 液体窒素を使って表現されています ※16: Kerr loop 原語では「超ひも物質によって、カー・ループが…」と言っています ※17: 吹き替えでは「死傷者」。死傷者と言う場合は死亡者と怪我人 (つまり生存者) の両方含むのが普通なので、文脈としては変ですね ※18: 吹き替えでは「エンタープライズ号」 ※19: 宇宙艦隊モニター基地 Starfleet Monitor Stations ※20: 通常の非常警報 (red alert) に対して battle alert ※21: 内装は Richard James 監修。コンピューターの画面デザインはマイケル・オクダにより、エンタープライズ-A を参考にして古いタイプにされています ※22: いわゆる ST2 型で、TNG 初登場。ただしシャツ (首もと) やベルトがないなど、相違点もあります ※23: レイチェル・ギャレット艦長 Captain Rachel Garrett (トリシア・オニール Tricia O'Neil TNG第148話 "Suspicions" 「新亜空間テクノロジー 超フェイズシールド」のキュラック (Kurak)、DS9第55話 "Defiant" 「奪われたディファイアント」のコリナス (Korinas) 役。ST ファン) ギャレットという名は、原案の一人 Trent Christopher Ganino の故郷、サンノゼにあるピザ店にちなんで。声:幸田奈穂子 ※24: リチャード・カスティーヨ中尉 Lieutenant Richard Castillo (クリストファー・マクドナルド Christopher McDonald 映画「テルマ&ルイーズ」(1991) などに出演。ST ファンで、ライカー役候補の一人) 吹き替えでは大尉とされていますが、階級章では中尉です。声:忍野タケル ※25: 第105宇宙基地 Starbase 105 |
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※26: 吹き替えでは「連邦が戦争していたのは、もう昔の話です」。クリンゴンとは敵対関係にはありましたが、戦争していたわけではありません。この別時間軸の戦争は、エンサイクロペディアでは「クリンゴン戦争 (Klingon War)」として掲載されています (劇中では言及なし) ※27: TNG の国内地上波・初期CS放送分では、ごく一部にカット部分が存在しています (2時間エピソードを前後編に分けた際の、本国でのカットとは別)。DVD には吹き替えつきで完全収録されており、このエピソードガイドでは色を変えている個所にあたります ※28: トリコルドラジン tricordrazine TNG第48話 "Shades of Grey" 「悪夢の果てに」より。吹き替えでは「トライコルチゼン」 ※29: Dr. Selar TNG第32話 "The Schizoid Man" 「コンピュータになった男」にだけ登場した、女性ヴァルカン人。また、原語では「無重力区へ」と言っています ※30: 吹き替えでは「ナレンドラのクリンゴン基地です。行かなければ」と挿入されています。後の「あの戦闘へ戻れと?」というセリフと噛み合いません ※31: Romulan warbird TNG 以降でよく見るディーダリデックス級のウォーバードは、TNG第26話 "The Neutral Zone" 「突然の訪問者」で初登場しています (その前は 50年以上、連邦の記録に残るロミュランとの接触はなし)。22年前ですから、エンタープライズ-C が戦ったのがディーダリデックス級とは限りません。吹き替えでは「ロミュラン艦」 ※32: 別時間軸でもラフォージは少佐の階級章なのに、Lieutenant (中尉または大尉) と言っています ※33: 吹き替えでは「電子バンク」。光子魚雷の残りのこと ※34: 吹き替えでは「どうやら裂け目の向こう側には、時空の変動は起こっていないようですね」 |
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※35: Lieutenant Barrett TNG/DS9 ラクサナ/TOS チャペル役、メイジェル・バレットにちなんで ※36: 吹き替えでは「連邦初の第一銀河級戦闘機」。ギャラクシー級→銀河級は初期によくある間違いだとしても、この訳だと「初の」と「第一」が被っているような。また本文ではそのままにしていますが、このエピソードでは「戦闘機」「敵機」「3機」など、飛行機のような訳がされています ※37: 吹き替えでは「6,000以上の部隊」 ※38: 原語では「第2治療班」 ※39: 吹き替えでは「ディフレクター」のみ。なお当時、シールドは「防御スクリーン」と訳されています ※40: TKL TKL 食料 (TKL ration) ※41: 吹き替えでは「知覚力があるんです」と断言しています ※42: 吹き替えでは「いや、クリンゴンの基地を救わねば意味はなさない。C型機が基地を救えば…」と、ほぼ逆の意味になっています。前にデータが即座に分析したようにエンタープライズ-C が勝てる見込みはなく、だから悩んでいるわけです。同じ解釈ミスが後にも見受けられます ※43: 吹き替えでは「歴史に残る勝利になるわ」 ※44: 吹き替えでは「クリンゴン戦艦」 ※45: 翼を広げたまま攻撃しています |
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※46: "Make it so." ※47: 吹き替えでは「長い付き合いでもわからないことはあるわ」 ※48: 吹き替えでは、ヤー「なぜわかるの」 ガイナン「さあ。ただ時空が元通りになれば、あなたはここにはいないわ?」となっています。これだと次のシーンでの「ガイナンの話では私は無意味な死を迎えるそうです」というセリフにつながりません ※49: 吹き替えでは「撃墜される」 ※50: 吹き替えでは「私は C型機を救うために移りたいのです。必ず、戦闘に勝ってみせます」 ※51: 吹き替えでは「たとえロミュランを倒せても……C型機も必ず道連れになるぞ」。以上 3つの訳は、「任務の成功」がロミュランに勝つことと解釈したものですが、実際は歴史を変えることそのものです (注釈※42 も参照)。つまり負けることは確定的であり、クリンゴンに犠牲を認めてもらえるかという、非常に微妙かつ難しい点が重要なわけですね (だからこそ一分、一秒が大事)。なおクリンゴンとの和平は映画 ST6 "The Undiscovered Country" 「未知の世界」でのキトマー協定からでは?…と私も不思議に思っていましたが、そもそも映画が公開されたのはこのエピソードの後です (第5シーズン半ば)。キトマー和平が第一歩だとしても、TNG 最終話 "All Good Things..." 「永遠への旅」や DS9 の展開でも見られたように、常に関係は流動的ということなんでしょうね ※52: カスティーヨは今までつけていなかったので、ギャレットのものということでしょうか。また、現在のコミュニケーターと同じように使用しています ※53: Parker 持ち場は吹き替えでは「操縦席に」 ※54: Fredericks 2人ともエキストラ。吹き替えでは「フレドリック」。これも持ち場が吹き替えでは「通信だ」。conn を com と勘違い? |
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※55: クヴォート級巡洋戦艦 K'Vort-class battle cruisers 初言及。映画 ST3 "The Search for Spock" 「ミスター・スポックを探せ!」と同じモデルが使われているため、一般的には 23世紀からの小型のバード・オブ・プレイがブレル級、24世紀の大型がクヴォート級とされています。もっとも詳しく分析すると、到底 2タイプでは収まらないようですが… (参照) ※56: Archer IV 最後のシーンでは「アーチャー4号」と訳されています。アーチャー…? ※57: 「惑星連邦…」の部分から、原語では「歴史がエンタープライズの名を決して忘れないように」 ※58: 吹き替えでは「ほぼ破壊」 ※59: 吹き替えでは「第3ジェネレーター」のみ。抑制=反物質抑制のこと ※60: このクリンゴン人の声は、吹き替えではウォーフ役の銀河さんが担当しているのが面白いですね (原語では違います)。もっとも、このエピソードではほかにも通信だけの声を銀河さんがやっていますが… ※61: 吹き替えでは「戦艦」 ※62: クラス1 センサー探査機 class-1 sensor probe 第1級探査機。TNG第28話 "Where Silence Has Leace" 「闇の住人」より ※63: 正しい時間軸に戻ったのに、今までの別時間軸の制服を着ています (袖が黒) |
感想など
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第64話 "The Offspring" 「アンドロイドのめざめ」![]() |