エピソード紹介 過去エピソード/第3シーズン (5)
ご注意
以下の内容には、本国での「エンタープライズ」エピソードに関するネタバレ・噂・未確認情報を含んでいます。全て放送前の情報を基にしたものなので、内容は必ずしも保証できません。各エピソードの解説情報は、下に行くほど古いものになります。
先の放送内容を知りたくない場合は絶対にご覧にならないことをおすすめします。
第65話 "Proving Ground" 直訳題「性能試験場」 | ||
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放送日 2004年1月21日 監督 David Livingston 脚本 Chris Black ゲスト Xindi 爬虫類 (スコット・マクドナルド) "Rajiin" 以来の登場 Xindi ヒューマノイド (Tucker Smallwood) "Rajiin" 以来の登場 Xindi ナマケモノ (リック・ワーシー) "Rajiin" 以来の登場 Degra (ランディ・オグルスビー) "The Shipment" 以来の登場 Shran (ジェフリー・コムズ) "Cease Fire" 以来の登場 Talas (Molly Brink) アンドリア人将軍 ( Degra の助手 (Josh Drennen) [01/16] アンドリア帝国軍の Shran 司令官は、戦艦でデルフィック広域のエンタープライズを追跡し、アーチャー船長に同盟として援助を申し出る。以前は宿敵だった 2人は協力し、Xindi の惑星破壊用超兵器の試作機を盗む計画を立てる。Xindi との対決が迫る中リード大尉は、被害を受けた NX-01 の武器システムの修理を、アンドリア人の美女に手伝ってもらう。この Talas 大尉は喧嘩好きな士官で、自身の計画をもっていた。 [12/13] 追加撮影あり。"Doctor's Orders" 参照 [11/12] Shran 司令官率いるアンドリア船がデルフィック広域に到着し、Xindi 超兵器を追い求めるエンタープライズを助ける。 [11/12] ・ジェフリー・コムズが帰ってくる "Proving Ground" は、第3シーズン 13番目のエピソードであり、この製作年の前半を終えることになる。 ・コムズは白い髪、青い肌、リモートコントロールの触角を着け、"Shran" として 4度目の出演となる。アンドリア帝国軍の司令官であり、ピンクスキンのアーチャー船長と波乱に富んだ関係をもってきた。この関係は "Proving Ground" で深まることになる。脚本は共同製作総指揮 Chris Black で、Shran はアンドリア船を指揮してデルフィック広域に入り、エンタープライズに追いつく (かなり速いワープエンジンのおかげ)。ヴァルカン人より道徳的に優れていることを見せるため、Shran はアーチャーに同盟として援助するために来たと話す。共に行動する 2隻は、Xindi が新たな惑星破壊機をテストしている星系を突き止める。 ・このエピソードの撮影は 11月7日に終わり、今シーズンの中間点となる。19週で 13エピソードを撮影した。このスケジュールは 10月30日に始まって 7日間かかり、全てこの番組が通常使用する、3個所のパラマウントのサウンドステージ内で行われた。第1日は Xindi 評議会室だけが行われ、何人もの再登場の Xindi キャラクターが登場した。最初は "The Xindi" で確立されたものであり、それぞれの衣装とメーキャップを再び行った。その中には "Degra" 役のランディ・オグルスビーと、もう一人の Xindi ヒューマノイド (もしくは "The Shipment" によれば「Xindi 霊長類」) 役の Tucker Smallwood、Xindi 爬虫類の評議会メンバー役のスコット・マクドナルド、Xindi ナマケモノ役のリック・ワーシーがいる。そしてハロウィーンの日には、アンドリア人たちがうろつき始めた (だが、お菓子をねだる袋は持っていない。残念)。一人は背の高い印象的な女性で、流れるような白髪をした "Talas" という名前の人物である。新入りの Molly Brink が演じ、マルコム・リードと不安定な協力を行う。「アンドリア人将軍」もおり、Ted Sutton が演じた。簡素な背景の前で撮影を行い、後にモニター上のシーンで使用される。 ・コムズは 11月3日に加わり、その後ずっと出演した。NX-01 のブリッジ、船長用食堂、司令センター、作戦室のシーンに参加した。自分の艦長席にも座り、アンドリア船内部を初めて目にすることになる。この新規セットはアンドリア船ブリッジと、Shran の作戦室で構成されている。Talas のほかに、3人の (しゃべらない) アンドリア人クルーがブリッジにいる。さらにカメラの外にいるのは 2人の「人形師」であり、アンドリア人の触角の動きを遠隔操作していた。(アンドリア人の俳優たちは小型の電子装置を、かつらの下、頭部の後ろに埋め込んでいる) ・オグルスビーはスケジュールの最後で、さらに Degra の船内でのシーンを撮るために戻ってきた。このキャラクターが兵器テストを行う場所だ。使用された他のセットには食堂、機関部がある。さらに兵器室では火花の仕掛けや、よくある騒動が起こる。 ・製作後の映像効果作業にはアンドリア船、Xindi 船、Xindi テスト兵器がある。さらに異常波の歪みや、見事な爆発も含まれる。 ・今回は David Livingston 演出で、ST で最も熟練した監督の一人である。今シーズン "Impulse" に続いて 2度目のエピソードで、エンタープライズ全体では 10番目となる。Black は前に、評判の良かった "The Shipment" を書き、その以前にもこの番組で何度も脚本としてクレジットされた。そしてもちろん、コムズはスタートレックで最も多彩、かつ面白い俳優の一人として知られている。「ウェイユン」、「ブラント」などのキャラクターのほか、"Acquisition" 「獲物たちの罠」の「クレム」を演じた。 [10/24] ・ジェフリー・コムズ演じる、アンドリア帝国軍士官 Shran が再登場。 ・状況は不明だが、Shran のアンドリア船とエンタープライズがデルフィック広域で互いに遭遇する。Shran と部下の戦術士官、魅惑的な女性の Talas 大尉は、大胆な盗みを行うためにエンタープライズのクルーを援助するらしい。Xindi が地球を破滅させようと計画している、兵器の試験バージョンを手に入れるためだ。 ・Talas 大尉はマルコム・リードと兵器室で協力し、NX-01 の武器を攻撃に備えて準備する。困難なスタートを乗り越えて 2人は上手く協力し始めるが、リードの知らないところで、Talas は密かにエンタープライズの機能に妨害工作を行う。アンドリア人は、見た目通りの友好的な援助者たちではないことがわかる。 ・Shran は上官たちから、アンドリア人が今も続くヴァルカン人との対立に利用するため、Xindi 兵器を手に入れるよう命令を受けている。だが彼はエンタープライズを裏切るのにためらうところも見せ、アンドリア人将軍に地球人との同盟が有利になるかもしれないと話す。Shran は命令に従ってアーチャー船長を裏切るのか、それとも仲間に背を向けるのだろうか? [10/24] ・エンタープライズは広域内で互いに出くわした Shran に、援助を求める。協力して大量虐殺用の Xindi 兵器を盗むという任務だ。だがアーチャーやクルーの知らないところで、Shran はアンドリア司令部から命令を受けていた。彼ら自身がヴァルカン人に対して使うため、兵器を手に入れることだ。 ・Shran はアーチャーに対して親交の念を感じているため、異議を唱える。だが部下の女性士官 'Talas' は、それにも関わらず密かに、エンタープライズの成果を邪魔するため働く。Xindi 評議会も登場するかもしれず、Xindi ヒューマノイドの 'Degra' と部下の助手のシーンがある。 |
レビュー SECTION31.COM [B+] The Great Link [4/5] The Trek Nation Starfleetcom.net [A-] TrekWeb [8.5] Holodeck 3 [B+] Xenoclone TrekPulse [4/5] Lower Decks [9.5/10] Monkee [9.5/10] Television Without Pity [B+] |
第66話 "Stratagem" 直訳題「計略」 | ||
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放送日 2004年2月4日 監督 Mike Vejar 原案 Terry Matalas 脚色 Michael Sussman ゲスト Thalen (Josh Drennen) 前話 "Proving Ground" に引き続き登場 Degra (ランディ・オグルスビー) 前話 "Proving Ground" に引き続き登場 [01/30] Xindi 超兵器のプロトタイプの場所を突き止め、アーチャーとクルーは兵器の製作者 Degra を捕らえるのに成功する。そしてこの捕虜に建設中の最終兵器の場所を明かさせるため、罠に掛けるという入念な計画を立ち上げる。Xindi が Degra の誘拐に気づくまでの時間が迫る中、全クルーは大きなゲームで重要な役割を演じる。アーチャーの演技能力、タッカーの偽異星人シャトル、サトウの暗号データ、ドクター・フロックスの記憶改竄といったものを全て合わせて、この Xindi 科学者をだますためだ。Degra とアーチャーが今や仲間となり、Xindi 虫型生命体の刑務所から逃げだそうしていると信じさせるためだった。 [11/23] アーチャーは Degra と対面することになる。彼は Xindi 超兵器の設計者だ。船長は彼がその場所を明かすように仕向けようとする。 [11/23] ・"Proving Ground" で起こる出来事に続き、ゲスト俳優陣のランディ・オグルスビーと Josh Drennen には休む暇がなかった。2人はすぐに続くエピソード、今シーズンの第14話で Xindi 霊長類の登場人物として戻ってきた。 ・このストーリーは "Stratagem" というタイトルで、Mike Sussman 脚本、Terry Matalas 原案、Mike Vejar 監督である。(前話で) Xindi の新たな試作兵器をテストしている場所を突き止め、エンタープライズはついに Degra と助手を捕らえることに成功する。そしてアーチャーは Degra をだます入念な計略に取りかかる。建造中である、地球を狙う実際の兵器の場所を明かさせるためだ。 ・オグルスビーは "Degra" で、地球人に似た Xindi の種族である (以前は「Xindi ヒューマノイド」とされていたが、現在「Xindi 霊長類」と確立された)。彼は今シーズン最初のエピソードで初登場し、評議会が配備を望んでいる兵器を設計する人物だ。その後何度か登場した。"Proving Ground" で、Drennen は「Degra の助手」役で初登場したが、今回名前を与えられた:"Thalen" だ。 ・これは比較的簡素な撮影で、11月10日月曜に始まり、18日火曜まで通常の 7日間を要した。初日には Degra の船を表す新規セットが、一週間前に続いて即再利用された。スケジュールの大部分は、オグルスビーとスコット・バクラだけが関わるシーンに使われた。ほとんどは不特定の異星人デザインのシャトルを表すセットで行われた。3日間を全て使い、4日目の一部に及んだ。いくつかの興味深いメーキャップ効果が利用され、製作後に光学的に付け加えられるものもある (Degra の肌の下を這い回る虫など)。 ・Drennen たち他の俳優は、その後に再び働くことになった。標準の船内セットで行われるシーンで、医療室、拘束室、貨物室、機関部、司令センターが使われた。もちろんブリッジと、そのそばの司令室もだ。3日以上費やした異星人シャトルでは、いくつかの特別な映像も撮影された。スケジュールの最終日で、司令センターの数個のモニターに映るものである。通常通り、美術班はいくつかのとても印象的な映像グラフィックを製作した。他のモニターに、重要なストーリーの要点を表示させるためである。この映像は Mike Okuda と Denise Okuda によって用意された。窓やビュースクリーンで見えるワープする星々などの天体効果は、後に Mitch Suskin が映像の創作と構成を監督する。 ・Vejar は熟練の ST 監督で、最後は先週の 19日水曜に放送された "Carpenter Street" を担当した。"Stratagem" はエンタープライズで今シーズン演出した 3話目のエピソードで、全体では 8話目となる。今回、製作協力者 Terry Matalas は 2回目の脚本としてクレジットされており、彼は "Impulse" でも貢献した。共同製作者 Sussman は以前に、とても評判の良かった "Twilight" の脚本を書いた。"Anomaly" など、VOY 途中でスタッフに加わってから多数担当している。 |
レビュー The Great Link [3/5] The Trek Nation Section 31 [A-] Xenoclone TrekWeb Lower Decks [A-] StarfleetCom.Net [A] |
第67話 "Harbinger" 直訳題「前兆」 | ||
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放送日 2004年2月11日 監督 David Livingston 原案 Rick Berman, Brannon Braga 脚色 Manny Coto ゲスト アマンダ・コール (Noa Tishby) 異星人 (トーマス・コパシュ TNG "The Next Phase" 「転送事故の謎」のミロック、"Emergence" 「知的生命体“エンタープライズ”」の機関士、DS9 "Ties of Blood and Water" 「父死す」などのキラ・タバン、VOY "The Thaw" 「悪夢の世界」のヴィオーサ、ENT "Broken Bow, Part I" 「夢への旅立ち(前編)」の Tos、映画 "Star Trek: Generations" 「ジェネレーションズ」の通信士官役) ヘイズ少佐 (スティーヴン・カルプ) "The Shipment" 以来の登場 [02/06] エンタープライズは異常に大きな空間の歪みと遭遇し、中に囚われた機体から異星人を救出する。アーチャーとドクター・フロックスは、急速に衰えていく異星人に隠された謎を解こうとする。その中、リード大尉と MACO リーダーのヘイズ少佐との緊張が高まり、本格的な格闘へ発展する。一方、タッカーが女性 MACO といちゃつくことにより、トゥポルに驚くほど嫉妬を引き起こす。彼女は仲間の上級士官への思いと直面する。 [12/06] エンタープライズは巨大な空間異常から死にかけた異星人を救い、彼はそこにいた理由を明かそうとしない。一方、新たな訓練演習が始まり、リードとヘイズ間の緊張が高まる。 [12/06] ・MACO 隊と NX-01 のクルー間の関係を描くエピソードで、俳優たちは通常より多くの運動を行うことになった。 ・"Harbinger" は全て船内で行われ、普通より多いキャラクターのストーリーを展開する。「A」ストーリーでは、エンタープライズは異常に大きく不安定な重力の歪みに遭遇し、中に囚われたポッドから異星人を救出する。異星人の容態は医療室で急速に悪化し、なぜかその異常内にいた理由を明かそうとしない。「B」ストーリーでは、MACO のリーダーであるヘイズ少佐が保安班と上級士官向けに新たな訓練演習を開始し、マルコム・リードの怒りを買う。さらに「C」ストーリーではタッカーと女性 MACO が関係する。 ・訓練演習シーンのおかげで、俳優たちはもう何グラムかの体重を感謝祭の直前に消費する機会を得た。主要キャスト (スコット・バクラとジョン・ビリングズレー以外) と 6人のゲスト MACO は、スタント調整 Vince Deadrick Jr. と共に格闘練習に参加した。その後感謝祭前日にはとても長い一日を費やし、この非常に体力を要するシーンを船内ジムのセットで演じた。演習は特にトゥポルとメイウェザーにとって骨の折れるものだったため、スタント代役の Karen Sheperd と Mark Hicks が担当した動きもあった。メーキャップ担当は付きっきりとなり、キャラクターたちが各場面で適切な量の「汗」をかくようにした。さらに必要に応じて赤や緑の血の滴りや傷跡を付け加えた。 ・だが最も運動を行ったのはドミニク・キーティング (リード) とスティーヴン・カルプ (ヘイズ) の 2人である。キャラクター 2人の緊張が高まり、文字通り徹底的な戦いを引き起こす。船内ジムから廊下へ飛び出すほどだ。このシーンは別のジムでのシーンとは別に撮影され、完了するのに 2日半を費やした。Marty Murray と Alex Chansky が、順にキーティングとカルプのスタント代役を担当した。 ・このエピソードの撮影は実際には 2週間前の 11月19日に始まり、7日間の撮影は休日で中断された。最初の 3日は食堂、トゥポルの部屋、ブリッジ、作戦室、司令センターで行われた。その次週には医療室で 1日半が費やされ、ST ベテランのトーマス・コパシュが「異星人」役で参加した。撮影のたびにメーキャップを変え、皮膚が劣化していくのを表している。発着ベイでのシーンもあり、コパシュの代わりに人形が使われた。このキャラクターがポッドから救出される際、どのように見つかったかを示すためだ。25日の午後には戦闘シーン、26日には訓練演習シーンが行われ、その後は 4日間の週末によって延期された。 ・12月1日に主要撮影が終わり、機関部、発着ベイ (異星人ポッドのセット部分あり)、医療室などの船内セットで行われた。製作は 2日に次のエピソードが始まる中、第2班に移った。リード&ヘイズの戦いに深く関わる 2つのシーンを終えるためだ。その頃までに仕事場は、とても華やかに見えるようになっていた。色とりどりの明かりが、さまざまな場所に置かれ始めたためだ。特にヘアスタイルとメーキャップ室では、すぐ外に白いクリスマスツリーも設置された。 ・先に述べたとおり、スティーヴン・カルプはヘイズ役で再登場する配役として帰ってきており、前回は "The Shipment" に登場した。トーマス・コパシュは何度も TNG からの各シリーズに登場しており、さらに映画 "Star Trek: Generations" 「ジェネレーションズ」にも出ている。だが恐らく最も印象深いのは、DS9 の 2エピソードに登場したキラ・ネリスの父親、「キラ・タバン」役だろう。彼は "Broken Bow" 「夢への旅立ち」でヴァルカン人 "Tos" 役でもあった。MACO キャラクターの「アマンダ・コール」は初出演の Noa Tishby が演じる。 ・"Harbinger" は Manny Coto 台本、Rick Berman と Brannon Braga 原案である。Coto は以前に "Similitude" と "Chosen Realm" を書いた (後者は 2004年1月に放送)。David Livingston は今シーズン 3度目の監督で、"Proving Ground" の撮影直後に、このエピソードの前製作を始めた。彼は "Impulse" でも指揮を執った [11/12] ・タッカーの部屋から始まり、この機関士はアマンダ・コール兵長と一緒に神経圧迫の診察を行っている。彼女は 20歳そこらのエンタープライズの MACO 部隊メンバーである。2人は明らかに仲が良い。実際、診察をキスで終えるほどにとても上手くいっている。 ・タッカーが最善を尽くしたにもかかわらず、彼の神経圧迫技術は全く上手くいっていなかった。アマンダが受けたせいで頭痛を起こし、フロックスの下へ行かざるを得なくなる。フロックスは当然トゥポルを呼び、この問題についてアドバイスを求める。このヴァルカン人科学士官は、タッカーが別人と診察を行ったことを聞いてやや驚く。魅力的な MACO 女性と一緒に、ということは言うまでもなく。 ・トゥポルは何とかいら立ちを忘れようとするが、問題はヘイズ少佐が指導する集団格闘技講座で再浮上する。この講座中トゥポルはずっと、堂々と仲が良いところを見せつけるタッカーとアマンダに気を散らされる。その上、トゥポルは 2人が部屋の反対側で何をしているかに気を取られ、対戦相手は彼女を倒すことに成功する。 ・ドクター・フロックスの要請で、トゥポルはアマンダと神経圧迫診察を行う。だがこれは苦しい経験である。アマンダはエンタープライズの機関士について話すのをやめようとしないからだ。トゥポルはこの MACO 女性にイライラしていることがわかるが、さらに混乱するのはタッカーに対する感情だ。 ・タッカーとトゥポルの定期的な神経圧迫訓練中に、問題は大詰めを迎える。緊張感に満ちた訓練となった。タッカーに何度かからかわれた後、トゥポルは彼のアマンダとの関係に悩まされていることを否定する。緊張した時を過ごすことによって、二人はついにお互いの感情に直面する。キスし、腕を回して抱き合う…。 [11/12] ・トゥポルとタッカーの関係はサブストーリーであり、メインは次の通り。エンタープライズは一人の乗員がいる船を発見し、乗っているのは死にかけた異星人だった。だがこの種族はいつものありふれた異星人ではない。彼の船はデルフィック広域を埋め尽くす、多くの球体で見つかったのと同じ合金で建造されていた。 ・ドクター・フロックスは、この謎めいた訪問者を治療する。細胞変質にかかっていた。だがこの異星人は治療されたがらず、帰郷できるよう船に戻るのを望むだけだ。彼はアーチャーのいかなる質問に答えるのも拒否する。船長は非常に悔しがる。この異星人種族と球体のつながりを知りたいからだ。 ・最終的に、フロックスの援助を通して、異星人はアーチャーと再び話せるまで回復する。彼は船長に別の宇宙、超次元領域から来たことを話す。話によると、彼の政府によって捕らえられ、彼が見つかった船のテストを手伝うため、不本意ながら実験室のネズミのように利用されているのだという。 ・アーチャーは異星人の話を信じ、フロックスは細胞変質を止めるために一層努力する。だが、このデノビラ人医師が後ろを向いた時、異星人はフロックスを背後から押さえ、気を失わせる。そして壁を通って消えた。この行動は劇的な一連の展開を引き起こし、最終的にショッキングな結末を迎える。その内容はこのエピソードを、シーズン全体のストーリーにつなげるものとなっている。 [11/12] ・タッカーは女性 MACO 士官とつきあい始め、彼女に神経圧迫治療を行いさえする。若い女性の「アマンダ」は、診察で頭痛になって医療室に向かう。フロックスはトゥポルを呼び、彼女はタッカーが別人と技術を練習していることに驚く。 ・タッカーとアマンダはトレーニング講座中にもいちゃつき続け、トゥポルは 2人を見て気を散らすようになる。このヴァルカン人は結局、タッカーについて途切れなく話すアマンダと神経圧迫診察を行う。タッカーが定期的な診察に来た際、トゥポルは彼と衝突し、2人はこれ以上感情を隠せなくなる。キスをし、そして… |
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