宇宙空間を飛行する、巨大な船。その形状は長く、いくつものパーツが連なっている。一つの船室のドアが開き、キムと異星人の女性が抱き合ったままキスをしながら入ってきた。
「だめだよ、タル※1。」
タル:「大丈夫、誰にも見られてない。」
「でも…。」
2人は椅子の上に座り込んだ。タルはキムのコミュニケーターを取り、投げ捨てる。
キム:「おい、連絡が入ったらどうするんだ。」
「シー…。」 キムの口に指を当てるタル。
抱き合う 2人。キムはタルの首元が、淡く光っているのに気づいた。「光ってる。」
「何でもないわ。さあ、来て。」
キムの制服の上着を脱がせるタル。そのままベッドの上に行き、シャツも脱がし始める。そして、キムの体もタルと同じように発光していた。
|
※1: Tal (Musetta Vander) 声:水谷優子
|