チャコティたちの上陸班。ここのポリフェラニド※1は純度が低くて使えないと話すトレス。トゥヴォックがチャコティを呼んだ。別の場所を探そうというチャコティに、早く見つけないとワープコイルが壊れた時に修理できないというトレス。トゥヴォックに呼ばれた方に向かうチャコティ。我々が来る前に何者かがこの衛星を通ったようですというトゥヴォック。ニーリックスも何かの文字かな、と地面を見ている。チャコティはかがみ込み、その模様をなぞりはじめた。
倒木に同じ模様が書かれている。若いチャコティ※2がそれを見つめていた。ボーッとしてるんじゃないぞというコロパック※3に、ただ見つめてただけというチャコティ。アントニオ※4、と呼びコロパックはネイティブアメリカンの言葉でチャコティがこれを見つけたと話した。彼らが近くにいる証拠だ、よく見つけたなと喜ぶアントニオ。よく見つけたと誉めてる、とチャコティにいうコロパック。トカゲを見てたら偶然目に入ったんだというチャコティ。ほかの者の目ではなくお前の目がとらえた、それが重要なんだとコロパックは言う。大地の恵みに感謝し、再生を祈る印でチャ・ムジ※5というと説明する。これは焚き木用に木を切ったお礼だろうというコロパック。ゴムの木族※6と尋ねるチャコティ。祖先のゴムの木族はどこにもいない、この木を切ったのは我々と同じ子孫だとコロパックは言う。だが彼らは森を出ずに、ほかの種族とも交わらない。それでマグネサイト※7燃料も使わず、いまだに焚き木を燃やしてるのというチャコティ。それが彼らの選んだ生き方なんだ、我々が転送装置を使わないのと同じでとコロパックはいった。ここは天の精霊※8が我らに与えたもうた楽園だという。ここが楽園、天の精霊はどっかで道を間違えたんじゃないといい、一人で先に歩き出すチャコティ。
回想していたチャコティは、大地再生の祈りだ、キャンプファイヤーで焼いた跡だろうと言った。なぜそんなことをご存知なんですかと尋ねるトゥヴォック。ちょっと昔人に聞いたんで、とチャコティは言った。
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※1: polyferranide
※2: (Douglas Spain) 声: 川中子雅人
※3: Kolopak (ヘンリー・ダロウ Henry Darrow TNG第25話 "Conspiracy" 「恐るべき陰謀」のサヴァー提督 (Admiral Savar) 役) VOY第18話 "Initiations" 「ケイゾン戦士誕生」より。声: 筈見純、映画ST5 "The Final Frontier" 「未知の世界」のカーク、DS9第40話 "The Maquis, Part I" 「戦争回避(前)」のガル・イヴェック役
※4: Antonio (Joseph Palmas)
※5: CHAH-mooz-ee
※6: Rubber Tree People
※7: magnesite 訳出されていません。TNG第173話 "Firstborn" 「クリンゴン戦士への道」など
※8: スカイスピリッツ Sky Spirits
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