廊下を早足で歩いているジェインウェイに通信が入る。パリスがボーサ※1を通るルートを割り出しましたと報告する。お時間がある時にチェックしてくださいというパリスに、機関室の仕事が終わったらすぐ行くわと伝えるジェインウェイ。近くのドアが開き、ニーリックスが出て来た。コンピューターに聞いたら11デッキのセクション4B、右舷側にいると応えたからという。何の用と聞くジェインウェイに、ボーサのことですよという。前にもいったけどあいつらの星に向かうなら気をつけないとと忠告する。ボーサの話なら後にして、今急いでるのというジェインウェイ。そんな時間は取らせません、もうボーサに着いちゃうでしょというニーリックスに、わかってる、できるだけ急ぐからといった。置いていかれるニーリックス。
ジェインウェイは機関室に入った。遅くなったわというジェインウェイに、丁度今から最初のテストを始めるところですというトレス。成功すればドクターが艦内を自由に動けるようになるものだ。とはいっても投影装置を設けるのは主なポイント、ブリッジや機関室などに限られますというキム。少なくともそこには転送できるのねと聞くジェインウェイに、但し有効範囲外に出ると姿は消えますというトレス。投影装置オンライン、準備完了。時間がないのですぐに始めるように言うジェインウェイ。トレスから医療室のドクターに準備の合図を送り、転送開始される。ドクターが現れた、が同時に小さく縮んでしまった。高い声で、機関室始まって以来の快挙だなと皮肉を言うドクター。どうしたのとあきれるジェインウェイに、多分映像インターフェイスの不調だと思われますというトレス。ミスです、わざとじゃありませんと笑うキム。わざとじゃ困るというドクター。ミスを直すのにどれくらいかかるのと尋ねるジェインウェイに、2時間もあればと答えるキム。私は異星人との遭遇に備えて山ほど仕事を抱えてる、無駄な時間をとらせないでちょうだいと怒るジェインウェイ。トゥヴォックから通信が入り、ボーサに対応するためのセキュリティプロトコルをみて頂きたいのですがという。何とか30分くらい時間をひねり出すわと答えるジェインウェイ。ドクターはジェインウェイに、こちらに来て頂けませんかという。かがみ込み、小さなドクターに近づくジェインウェイ。最近いつ休暇を取りましたと尋ねられ、2ヶ月くらい前よと答える。日頃のレクリエーションはやってますかと聞くドクター。心配しないで、ちょっとイライラしてるけどというジェインウェイに、やってますかともう一度尋ねる。ため息をつき、最近やってないわ、いつもはホロデッキで劇を楽しむんだけど、ここ数週間やってないという。では今行ってらっしゃいとドクターはいった。忙しいのというジェインウェイに、健康問題に関しては艦長であってもドクターの命令に従う義務があるという。ホログラムが艦長に命令するのは前例のないことでしょうが、今すぐホロデッキに出頭してくださいとドクターは命じた。了解と答えるジェインウェイ。立ち上がり、機関室を出て行った。そこの2人、にやにやしてないでさっさとこのミスを修正したまえというドクター。取りかかるトレスとキム。
ダヴェンポート夫人の衣装を着たジェインウェイ。写真立てを手に取って見つめ、再び置いた。愛犬とジェインウェイ、そしてマーク※2が写っている写真だ。
バーレー卿※3が1人でいる部屋に入り、挨拶するジェインウェイ。子供たちとお茶をいかがと誘う。そうだな、といってバーレーはジェインウェイを見つめた。どうかなさいましたと聞かれ、バーレーはどうかしてるといい、ジェインウェイに近づくと口付けをした。長い口付けの後、ルーシー、君を愛してしまったバーレーはいった。
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※1: Botha
※2: Mark VOY第1話 "Caretaker, Part I" 「遥かなる地球へ(前)」より
※3: Lord Burleigh (Michael Cumpstry) ホロデッキプログラム、ジェインウェイ・ラムダ-1 のキャラクター。VOY第13話 "Cathexis" 「幽体離脱」以来の登場 声: 小室正幸、DS9エディングトン役
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