ヴォイジャー 簡易エピソードガイド
第27話「ケイゾンの謀略」
Maneuvers
イントロダクション
試合の途中で呼び出すなんてと文句を言いながらターボリフトに乗るチャコティ。トレスも一緒だ。勝ちが目の前だったのにというチャコティに、19対7で私がリードしてたでしょという。リードさせとくのが作戦なんだというチャコティ。俺が追い上げれば熱くなって自滅だろというと、誰が熱くなって自滅なんかとトレスは言う。まあいいさ、たかがホヴァーボール※1くらいというチャコティ。ターボリフトを降りる2人。お呼びですかというチャコティに、妙な通信を受信したのというジェインウェイ。発信源はビーコン発信機だった。しかも、連邦の信号が呼びかけていたのだ。 |
※1: hoverball 反重力静止装置と制限された推進機構を装備した小さなボールを必要とするスポーツ。TNG第67話 "Captain's Holiday" 「大いなるホリディ」など
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あらすじ
連邦がヴォイジャーを捜索するために何らかの方法で送り込んだものかもしれないが、楽観はできない。信号を追うと星雲にたどり着いた。ビーコンを回収しようとすると、星雲の中からケイゾン船が攻撃してきた。シールドを破られ、周波数を変えるがまるでコードを知っているかのように同じように周波数を変えてくる。さらに小型船がもう1隻現われ、直接ヴォイジャーの船体に体当たりし穴を開けて乗り込んできた。侵入したケイゾンは転送機のモジュールを盗み、そのまま転送で船へ逃げた。船をトラクタービームで捉える。現れたのはケイゾン・ニストリムのカラ、そしてセスカだった。チャコティにあなたの手はお見通しといい、トラクタービームを中和してワープで逃げていってしまった。 船体に突き刺さったケイゾン船を取り除かないと、ワープすることさえできない。セスカたちの船はワープ航跡を残していたが、おびき寄せるためだろう。奇策が必要だというチャコティ。カラは別のケイゾンのセクトに協力を求めるも、決裂してしまう。ヴォイジャーが到着した時に見たものは、宇宙空間に浮かぶ2人のケイゾン人だった。 死んでいたその2人は転送されており、セスカは既に転送装置をケイゾン船に組み込んでいることがわかった。ニーリックスは別のセクトのケイゾンだから処刑されたのかもしれないと推測する。そんな中、チャコティは単独でシャトルに乗ってヴォイジャーを離れていた。セスカとカラはヴォイジャーに対抗するため、他のいくつものセクトに協力要請を出す。チャコティは探知されないように極力シャトルのパワーを押さえ、ケイゾン船に近づく。だがモジュールを回収する前にセスカにばれ、シャトルごと回収されてしまう。チャコティは転送でブリッジに入り、転送モジュールを破壊した。 ヴォイジャーではチャコティの残したビーコンを見つけ、救出しようとしないで下さいというメッセージを受け取る。ケイゾン船ではチャコティからヴォイジャーのコマンドコードを聞き出すために尋問を始めた。ジェインウェイはチャコティのシャトルを追う決断をする。 ケイゾンたちとの戦闘を避けるため、危険だがワープしながらチャコティを転送する方法を提案するトレス。ニストリムの船には他セクトのファースト・マージが集まった。セスカが吸収フィールドを設置しているため、チャコティの転送ロックができない。ワープを止めるヴォイジャー。周波数を合わせてチャコティを転送しようとしたが、セスカのせいで失敗した。交戦するケイゾン船とヴォイジャー。チャコティの周りにだけ吸収フィールドが張られていることを確認したジェインウェイは、ケイゾン船のマージたちをヴォイジャーへ転送させた。彼らを帰す代わりに、チャコティとシャトルを取り戻すことができた。セスカの残したビーコンの通信を受信する。チャコティからDNAを採取し、自分の体に人工受精したことを明かすセスカ。「あなたはパパになるのよ」といった。 |
用語解説など
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感想
現時点のヴォイジャーではメインプロットとなる、ケイゾン+セスカのストーリーでした。一直線に帰っているはずのヴォイジャーになぜ…、ということをいうのは野暮でしょうが、ケイゾンの勢力に関する言及や展開の速さは必見といえるでしょう。 |
第26話 "Cold Fire" 「管理者サスピリア」 | 第28話 "Resistance" 「レジスタンス」 |