艦長日誌、宇宙暦48623.5。現在までに発見されている元素は246あるが、このDクラス※1の惑星を取り巻くリングの中に、我々は247番目の元素※2を発見した。
この未知の元素は非常に原子質量が大きく、550以上の核子を持っていると説明するキム。数値は安定しており、安定している超ウラン元素が自然の状態で見つかるのはのは初めてのケースだ。この元素ですごいものができます、太陽に飛び込んでも耐えられる探査機のボディも作れるというトレス。ジェインウェイは元素の濃度が一番高い場所を尋ねる。リングの中にある小惑星の上が最も密度が高く、転送でサンプルを取ることを提案するキム。トレスはそれよりも、小惑星はMクラスの環境を持っているため直接自然の状態を観察した方がいいという。それに賛同したジェインウェイは、チャコティに命令した。キムも一緒に呼ぶチャコティ。
洞窟を進むチャコティたち。前方30メートル辺りが濃度が濃くなっており、巨大な洞窟があるようだ。そこら中にクモの糸のようなものがあり、それは有機物でバイオポリマーの反応がある。さらに奥へ進むと、反応が強くなっているが反応の元がどこなのかはわからない。その時トレスは息を呑んだ。そこには白い物で包まれた人型が横たわっていた。第5クラスのヒューマノイドで、死んでいた。近くには、同じような十数体の遺体があった。
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※1: Encyclopedia によると、これは誤りとされています。惑星分類システム (planetary classification system) によるとDクラスは小さく、岩状の小惑星を指します (映画ST2 "The Wrath of Khan" 「カーンの逆襲」)。本来はJクラスとなります (DS9第80話 "Starship Down" 「ディファイアントの危機」より)
※2: 元素247 element 247 2007年時点で一般的に認められている元素のうち、命名されたものは 111番のレントゲニウムまでです
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