TOS エピソードガイド
第9話「宇宙基地SOS」
Balance of Terror
イントロダクション
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※1: ハヤカワ文庫のノヴェライズ版は、「宇宙大作戦 見えざる破壊者」の表題作になります ※2: chapel 転送室のセットを改装 ※3: ジャニス・ランド秘書 (下士官) Yeoman Janice Rand (グレース・リー・ホイットニー Grace Lee Whitney) 前話 "Charlie X" 「セイサス星から来た少年」に引き続き登場。声:此島愛子 ※4: Earth Outpost Number 2 ※5: リヒャルト・ワーグナーの結婚行進曲、「ローエングリン」の「婚礼の合唱」。単なる BGM ではなく、本当に部屋に流れているという設定のようです (脚本によれば、技師がスイッチを押す最初のシーンから再生が始まる) ※6: このセリフはオマージュ的に、後のシリーズの結婚式でも使われています (TNG第85話 "Data's Day" 「ヒューマン・アンドロイド・データ」でオブライエン&ケイコの式のピカード、DS9第168話 "'Til Death Do Us Part" 「偽りの契り」でシスコ&イエイツの式のロス) ※7: アンジェラ・マーティーニ少尉 Ensign Angela Martine (バーバラ・バルダヴィン Barbara Baldavin TOS第79話 "Turnabout Intruder" 「変身! カーク船長の危機」のリザ (Lisa) 役) 初登場。声:野村道子 ※8: ロバート・トムリンソン大尉 Lieutenant Robert Tomlinson (スティーブン・マインズ Stephen Mines) 原語では特技官 (Specialist) という肩書きで呼ばれています。吹き替えでは「ラバー・トムソン」。声:中田浩二 (DVD・完全版ビデオ補完も継続) ※9: 原語では「船長はブリッジへお越し下さい」 |
本編
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※10: 吹き替えでは「0401.6012」。原語ではもちろん、全て「宇宙暦」とも言っています ※11: Romulus 初言及。「ロミラス」と訳されているようにも聞こえます ※12: Remus 初言及。ともにローマ神話に登場する双子の兄弟、ロムルスとレムスにちなんで。リーマスについては長らく描かれていませんでしたが、映画第10作 "Star Trek Nemesis" 「ネメシス/S.T.X」で扱われました ※13: Neutral Zone ロミュラン中立ゾーン。初登場 ※14: 吹き替えでは「エンタープライズ号」 ※15: Lieutenant Stiles (ポール・コミ Paul Comi) 吹き替えでは「スタイル」。声:近石真介 (DVD・完全版ビデオ補完も継続) ※16: Romulan Star Empire 初言及。通常はロミュラン帝国 (Romulan Empire) と呼ばれます。星図にはそのほか、セクター Z-6 (Sector Z-6) という表記も ※17: 地球・ロミュラン紛争 Earth-Romulan Conflict 現在一般的には「地球・ロミュラン戦争 (Earth-Romulan War)」または単に「ロミュラン戦争 (Romulan War)」と呼ばれます。原語では「100年前」と言っているため、2160年頃。以下スポックから詳しく語られる内容は、以降のシリーズ (特に ENT) の設定と比べると謎や矛盾も多く、さらに連邦設立の時期と重なっているためファンの興味をそそるものとなっています ※18: 吹き替えでは「したがって参戦した宇宙船は搭乗員ごと完全に破壊され、一人の負傷者も捕虜も出なかった」 ※19: 吹き替えでは「さらにお互いに敵船を目撃した者はいない」。あとのスタイルズのセリフにもあるように、船自体の姿は見ています ※20: ロミュラン Romulans 初登場 ※21: 今回の亜空間通信 (subspace radio) の訳語 ※22: 原語では「覚えておいて欲しいが、この件に関する私の命令は厳格に守らなければならない。どのような行動や挑発があろうとも、中立地帯に侵入する適切な理由とは考えられない。我々は自己防衛を行う。しかし必要な場合は宇宙戦争を回避するために、前哨基地も本船も犠牲にすることになるだろう」 ※23: 船名の由来。吹き替えでは、以降次のように訳されています。スタイルズ「決まってますよ。奴らは残酷な化けもんです」 カーク「地球人がそう思い込んでいるだけだ」「そうかもしれません。しかしあの時何人殺されたと思います。私の先祖もその中の一人です。これは歴史的な事実ですよ」 ※24: TOS の国内オンエア分では、カット部分が存在しています。完全版ビデオ (第1シーズンの一部) および DVD には吹き替えつきで完全収録されており、このエピソードガイドでは色を変えている個所にあたります (スーパーチャンネル版との比較)。LD では基本的に、その部分だけ字幕収録です ※25: 原語では「こんな簡単に離せないわよ。あなたと結婚するんですから、いいわね。戦闘やフェイザー兵器があっても」 ※26: Brenner (シーン・モーガン Sean Morgan TOS第22話 "The Return of the Archons" 「ベータ・スリーの独裁者」などのオニール (O'Neil)、第53話 "The Ultimate Computer" 「恐怖のコンピューターM-5」のハーパー (Harper) 役) 名前は言及されておらず、脚本より。資料によってはモーガンはロミュランのクルーを演じていることになっています ※27: フィールズ機関士 Engineer Fields (ジョン・アルント John Arndt) 初登場。名前は言及されていません ※28: 吹き替えでは順に「右舷」「前部」 ※29: Commander Hansen (ゲリー・ウォルバーグ Garry Walberg) 声:村越伊知郎、TAS マッコイなど ※30: 原語では「警告は受けましたが」とも言っています ※31: 吹き替えでは「司令室は御覧のように、基地の地下へ陥没しました。これ以上もちません」 ※32: バード・オブ・プレイの映像は第4前哨基地からの中継だったはずなので、破壊された後にここで再び映るのは変だという指摘があります ※33: 原語では、どちらも「最大に拡大」 ※34: 吹き替えでは「続けてくれ」 |
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※35: ロミュラン・バードオブプレイ Romulan bird-of-prey 初登場。ウォー・チャンによるデザイン・製作 ※36: Romulan Commander (マーク・レナード Mark Lenard TOS第44話 "Journey to Babel" 「惑星オリオンの侵略」などのヴァルカン人サレック (Sarek)、映画 TMP "The Motion Picture" 「スター・トレック」のクリンゴン人艦長 (Klingon captain) 役。1996年11月に死去) 名前は言及されておらず、肩書きは吹き替えでは「船長」。声:塩見竜介 ※37: 原語では「遮蔽システム (cloaking system) に注意しろ」。遮蔽が言及されるのは初めてで、吹き替えでは「(船体・姿を) 隠す」と訳されています。今回エンタープライズは初めて遮蔽装置に出会ったような描写ですが、過去であるはずの ENT では何度も登場しています。ENT 第1シーズンでは似たような技術が出ても意図的に遮蔽という用語は避けていましたが、第2シーズン以降はロミュラン自身のものを含めて普通に使っています ※38: ロミュラン・スキャナーオペレーター Romulan scanner operator (ロバート・チャドウィック Robert Chadwick) ※39: センチュリオン The Centurion (ジョン・ウォーバートン John Warburton 1981年10月に死去) 名前は言及されておらず、肩書きは吹き替えでは「司令官」。百卒長はローマ帝国の階級です。エンサイクロペディアでは宇宙艦隊の大佐に相当すると書かれていますが、それは司令官が相当すると思われるので、中佐以下と考えるのが妥当でしょうね ※40: ディシウス Decius (ローレンス・モンテーニュ Lawrence Montaigne TOS第34話 "Amok Time" 「バルカン星人の秘密」のストーン (Stonn) 役。ファン製作ムービー "Star Trek: Of Gods and Men" にもストーン役で出演) 名前は訳出されていません。TNG第82話 "Future Imperfect" 「悪夢のホログラム」で、ロミュラン・ウォーバードのディシアスが登場 ※41: 原語では「政務長官 (Praetor) に」と言っていますが、ほかの個所を含めて訳出されていません。ローマ帝国の役職。「総督」「法務官」などと吹き替えされたこともあります ※42: 「悲劇だよ」の個所から、原語では「百卒長、私は帰還する前に船を破壊したいという欲求に駆られる」 ※43: この protective shield は吹き替えでは「防御スクリーン」と、通常のディフレクターシールドと一緒の訳になってしまっています。単なる物理的な物で、そもそもシールドを「手にする」ことなどできません ※44: 原語では成分のロデニウム (rodinium) について触れています。初言及 ※45: 前のスコットのセリフをよりどころにして、バード・オブ・プレイがワープ航行できず、それどころか当時のロミュランは超光速技術そのものをもっていないとする見解もあります。ですがこれには異論もあり、単に武器や遮蔽との併用はできないということを示唆しただけといった解釈もできます。ENT で登場した過去のロミュラン船は、明らかにワープドライブを備えていました。吹き替えでは、スコット「(勝ち目は) ありませんねえ、彼らは遥かに優れてますよ」 カーク「では引き下がるか」と、全く逆の意味になっています。そのため幸い (?) インパルス問題は関係なくなっています ※46: 吹き替えでは「平和条約」 ※47: 「ロミュラス星人」の個所から、吹き替えでは「弱味を見せたらつけ込んでくるという話には賛成だね。そうなれば全面戦争は回避できない」。つまりヴァルカンとロミュランが同一起源ということを示唆する部分は、訳されていません ※48: 「ヴァルカンは」の個所から、吹き替えでは「あくまでも攻撃的で力だけに頼る、野蛮極まりない連中だぞ? …皆さん地球人と違ってな。彼らがこの態度を変えない限りは」 ※49: 通常の資料として本が使われるのは、珍しい例です ※50: Icarus IV 蝋の翼で太陽に近づきすぎて墜落死した、ギリシャ神話の登場人物にちなんで |
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※51: フェイザーを発射したはずなのに、今回使われている映像は全て、後のエピソードでは光子魚雷として使われるものです。この段階では光子魚雷の設定自体がなかったという説もあります。位置を推定して一帯を爆発させる攻撃の描写からすると、本来は光子魚雷の方が適切かもしれません ※52: 原語では「緊急ワープスピードで」と言っています ※53: 原語では「もし一つでもフェイザーが動けば、一発で爆発させられます」 ※54: 吹き替えでは「1分」 ※55: 吹き替えでは「事態を記録して本部に送れ」 ※56: 原語では「10秒」 |
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※57: 吹き替えでは「0401.6016」 ※58: cycle ロミュランの時間単位。次のカークのセリフから、1サイクル=29.35分以下と推測されています。吹き替えでは「24サイクルに上げましたが」 ※59: 吹き替えでは、カーク「慰めてくれなくてもいい」 マッコイ「慰めじゃない。一人の人間として言いたいんだ。地球人として」 ※60: 「その中で」の個所から、吹き替えでは「それぞれ、生命をもっている。幸せに生きたいんだ。侵略者とは戦うべきだよ」 ※61: 吹き替えでは「自殺行為になります」 ※62: 吹き替えでは「核物質だ」と言っていますが、正体がわかるのはスポックが分析した後です ※63: 原語では「直射 (零距離射撃、fire point-blank)」を命じています ※64: カークとウフーラだけ、逆の方向に動いているという指摘があります ※65: 吹き替えでは「20名」 ※66: 吹き替えでは「少尉」。シリーズ中一貫して、ウフーラの階級は大尉です ※67: 吹き替えでは「今の攻撃で」と言っています ※68: 原語では全てスタイルズを呼んでいます ※69: 吹き替えで司令官を船長と訳していますが、カークは事情を知らないので実際に原語でも Captain と呼んでいます ※70: 吹き替えでは「種族も違うし住む世界も違うが」 ※71: 吹き替えでは「パイロット」 ※72: 原語では「大丈夫です」 ※73: この心の声は、原語にはありません |
感想など
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第10話 "What Are Little Girls Made of?" 「コンピューター人間」![]() |