USS Kyushuトップ | エンタープライズ | エピソード
HOSHI.SA.TO ENTERPRISE

── 最後のフロンティアは新たな始まりを迎える ──

総合情報 レギュラー エピソード
ENTERPRISE エピソード紹介 過去エピソード/第4シーズン (3)

ご注意
以下の内容には、本国での「エンタープライズ」エピソードに関するネタバレ・噂・未確認情報を含んでいます。全て放送前の情報を基にしたものなので、内容は必ずしも保証できません。各エピソードの解説情報は、下に行くほど古いものになります。

先の放送内容を知りたくない場合は絶対にご覧にならないことをおすすめします。
第81話 "Cold Station 12" 直訳題「第12冷凍ステーション」
画像

画像 [Mix 96.5]

予告編&画像 [STARTREK.com]

期間限定壁紙 [STARTREK.com]

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

放送日 2004年11月5日
旧題 "CS-12", "C-12"

監督 Mike Vejar

脚本 Alan Brennert

ゲスト
エリック・スン博士 (ブレント・スパイナー) 引き続き登場
Malik (アレック・ニューマン) 引き続き登場
ペルシス (Abby Brammell) 引き続き登場
Smike (Kaj-Erik Eriksen)
ジェレミー・ルーカス (リチャード・リール TNG "The Inner Light" 「超時空惑星カターン」のバターイ、VOY "Fair Haven" 「愛しのフェア・ヘブン」などのホロキャラクター、シーマス役)
Lokesh (Adam Grimes)
副所長 (Kris Iyer)
デノビュラ人パイロット (Amy Wieczorek)
幼い Malik (Jordan Orr)
保安部員その1 (Kevin Foster)

[10/31] エリック・スン博士は自らが生み出した、オーグメントと呼ばれる遺伝子強化生命と再会した。この犯罪を犯した科学者と「子供たち」は、スンがかつて働いていた医療基地に踏み入る。さらにオーグメントを生み出す可能性をもつ、何百体もの胚を盗むためであり、超人類の軍隊を結成する計画だ。ドクター・ジェレミー・ルーカス率いるスタッフが、スンの計画を邪魔しようとすれば、その施設、第12冷凍ステーションで保管されている危険な病原体をばらまきさえするだろう。一方、アーチャーとクルーは Trialas 4号星でスン博士の居場所の手がかりを探す。博士がオーグメントを育てた惑星で、彼の完璧とはほど遠い子供の一人を見つけることになる。そこで仲間によって放置されていた。

[09/10] エリック・スンはオーグメントの一団を率いて、医療施設へ向かう。そこでは何百体という遺伝子強化された胚が未だ保管されていた。エリックは胚を手に入れ、生を与えようとする。

[09/10] ・ブレント・スパイナーは更なる優生戦争後の騒乱を引き起こす、ならず者の超人間のゲスト俳優と共に復帰した。このシーズン4 第5話は、先週製作が完了した。
"Cold Station 12""Borderland" の後を引き継ぎ、3話連続ストーリーの続きである。エリック・スン博士 (スパイナー) と、博士が生を与えた「オーグメント」の一団が関わる。スンは前エピソードでアーチャー船長の管理下から逃げ出し、彼の子供たちと合流した。今回は博士がかつて働いていた医療施設 (タイトルの第12冷凍ステーション) に戻り、そこでは何百体もの更なる遺伝子操作人間の胚が、依然として秘密裏に保管されていた。博士の意図は胚を回収し、培養してオーグメントの第一集団のように成長させることである。最終的には人類が時代遅れだと認めさせるつもりだ。
"Dear Doctor" 「遥かなる友へ」と "Doctor's Orders" でフロックスの文通相手として言及された、ドクター・ジェレミー・ルーカスの名を覚えているだろうか? そして、ドクター・ルーカスが遂に顔を見せ、馴染みのあるものだ。リチャード・リールは新スタートレックの "The Inner Light" 「超時空惑星カターン」ではピカード/ケイミンの恰幅がいい友人「バターイ」であり、スタートレック/ヴォイジャーの "Fair Haven" 「愛しのフェア・ヘブン」と "Spirit Folk" 「フェア・ヘブンの反乱」ではホログラムのアイルランド人「シーマス」でもあった。ドクター・ルーカスは、ズィンディの攻撃後にデノビュラから地球へ呼び戻された。その後 C-12 (このように略されることもある) へ異動となり、そこは宇宙艦隊とデノビュラ人が共同で運営されている。ドクターはスンの計画において、気づかないうちに役割を演じさせられる。
"Borderland" から引き続いて、2人の主要なオーグメント役がおり、"Malik" 役アレック・ニューマンと、「ペルシス」役 Abby Brammell である。その他のゲスト俳優は全員 ST の新顔。
・この作品の製作は 8月24日火曜に開始し、先週の 9月1日水曜に完結した。エピソードのほとんどは C-12 の各部分を表す新規セットで撮影され、それには司令所、いくつもの廊下、抑制室、保管室 (胚が保存されているが、後で光学的に挿入される) がある。
・このエピソード用の重要なセットは、ほかにスンの建物があり、小屋と研究室/教室が含まれる。これらのセットは撮影日によって異なった装飾を施され、現在と 15年前の両方の場所で起こるシーンのためである。回想シーンはスンがオーグメントを育て、教育したのを表現しており、彼らは 9歳前後の 10人の子役によって演じられた。スパイナー自身はこのシーン用に黒い髪にして、おおむね若く見えるようにした。誕生日パーティのシーンは、現在のモニター上の記録データとして登場する。そのため映像はミニ DVカメラで撮影され、「ホームムービー」のような雰囲気を出している。
・もう一つの新たなセット部分はデノビュラ医療シャトルである。"Borderland" で造られた、ハイジャックされたクリンゴン船を表すセットは、今後の利用に備えてそのままにされている。建設済みセットは医療室、船長用食堂、食道、転送室、ブリッジだ。
・メーキャップ部は、あるキャラクターに対して特別な難問を与えられた。Kris Iyer が演じる C-12 の「副長官」で、何段階もの気味の悪い感染を引き起こされた。スンが彼に、施設に保管されていた即効性の病原体を浴びせたためだ。はじめに Iyer は喀血せねばならず、頭の血管が拡張されるメーキャップを施された。その後、血管を脈打たせるために人工装具がつけられ、ひどい充血を表すために目にはジェルが入れられた。ジェルはその後、完全に目の色を変えるためにレンズと入れ替えられた。この装着によって更に目立ち、非常に恐ろしい死の兆候が表された。
"Cold Station 12" は、前回 "Stratagem" を担当したベテラン ST監督、Mike Vejar が指揮した。脚本は、顧問製作者の肩書きをもつ新たなスタッフ脚本家、Alan Brennert が執筆した。Brennert は共同製作総指揮 Manny Coto と共に Odyssey 5 と、アウター・リミッツの 1995年の新シリーズにも関わった。Brennert は Stargate: Atlantis、LA・ロー、チャイナ・ビーチ、ミステリー・ゾーンの 1985年版、1970年代後半にはワンダーウーマンの脚本も書いた。

[08/17] ・アーチャーたちは宇宙ステーションのクルーを救出しなければならない。彼らはスン博士と、博士が創り出したオーグメント (Augment、増強人間) たちの捕虜となっていた。
・エリック・スン役ブレント・スパイナーが登場する 3部作の第2部で、エリックはデータの製作者ヌニエン・スンの先祖である。ストーリーは第4話 "Borderland" から始まっており、そのエピソードではオーグメントという遺伝子操作超人と、彼らを生み出したスンの計画が始まる。優生戦争中に遺伝子強化された、他の胚 (胎児) の場所を突き止めるためだ。
"Cold Station 12" では、NX-01 は Smike というオーグメントを救出する。仲間の遺伝子操作人間によって、Trialas 4号星に置き去りにされていた。だがすぐにフロックスによって、Smike は他のオーグメントと全く同じというわけではないとわかる。彼は「不良品」で、遺伝子実験は失敗していた。他の者と違い、超人的な能力はない。
・議論の中で Smike は胚を手に入れようとしているスンの計画を明らかにし、アーチャーは第12冷凍ステーションへ針路を取る。そこでは生まれる前の遺伝子操作生命体が保存されていた。ステーションのクルーにとっては不運なことに、スンは先に到着していた。司令室と研究室を神経ガスで満たし、全ての生命体を動けなくしている。スンの捕虜にはドクター・ジェレミー・ルーカスもおり、シーズン1 の "Dear Doctor" 「遥かなる友へ」で初めて言及されたフロックスの文通相手だ。
・部下のオーグメントたちが保管施設に入れず、スンの計画は頓挫する。正しいコードを入力しない限り、胚を取り出すことはできないためだ。ドクター・ルーカスがコードを自ら明かすのを拒否すると、スンは自分の要求に応じるまで他のクルーを拷問し始める…。
"Cold Station 12" は 8月24日火曜に撮影開始の予定。

[08/17] ・「エリック・スン」役ブレント・スパイナーがゲスト出演する、ENT 3部作の 2話目は 8月24日火曜に撮影が始まる。エリックはデータの製作者の先祖で、エピソードを監督するのはベテランの Mike Vejar だ。
"Cold Station 12" というタイトルのこのエピソードでは、優生戦争時代に残され遺伝子操作された「オーグメント」たちを、スンが復活させようとするストーリーが続く。オーグメントは胚 (胎児) 状態の仲間と再会するための任務につく。
・「劣等」と見なされ、仲間によって孤立した惑星に取り残されたオーグメントが登場する。この 19歳の人物は薄汚れており、スンのテストによる残骸のようなものだ。オーグメントに求められる、スンの期待に見合わなかった。アーチャーは彼を救出し、社会復帰の手助けをしようとする。残念ながら彼は見捨てられたにも関わらず、他のオーグメントに再び加わりたいと切望していた。
・登場する別の超兵士は "Bala" で、美しい 20歳前後の人物。コードを解除した後、胚の研究資料を発見する。彼女は聡明なオーグメントだが、他の女性たちのように「完璧な」美しさとは言えない。
・今シーズン 5話目でようやく、ドクター・フロックスの文通相手、ドクター・ジェレミー・ルーカスも登場する。フロックスは彼と "Dear Doctor" といった以前のエピソードで、手紙を交わしていた。中年の男性で、スンが制圧する D-7 という施設で医務長を務めている。ルーカスは空気中に放出された神経剤を切り抜けるが、仲間の一人はそう幸運ではない。ルーカスは彼が痛みながら死ぬのを目撃する羽目になる。計画を実行するため、医療倫理を無視するスンをルーカスは軽蔑する。
・オーグメントのリーダーである "Malik" は、このエピソードで別の科学者を捕虜にする。また、10歳ぐらいの若い Malik も少し登場。オーグメントたちの捕虜の中には、自分たちの医療シャトルがハイジャックされた 2人のデノビュラ人パイロットもいる。
視聴率

視聴率 2.1% (前週比 +0.1)/占拠率 4% (速報)

レビュー

Ain't It Cool News [3/5]

IGN FilmForce [2/5]

Entertainment Weekly

Zap2it

The Trek Nation

The Cincinatti Enquirer

Sci Fi Pulse

Star Trek Hypertext [3.5/4]

Xenoclone

The Great Link [4/5]

Monkee

TrekWeb [8]

TrekPulse [1/5]

Television Without Pity

第82話 "The Augments" 直訳題「オーグメント」
映像・画像

予告編&画像 [STARTREK.com]

期間限定壁紙 [STARTREK.com]

カメオ出演した女性司会者 [VRRRM]

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

放送日 2004年11月12日

監督 LeVar Burton レヴァー・バートン [TNG ラフォージ]

脚本 Michael Sussman

ゲスト
エリック・スン博士 (ブレント・スパイナー) 引き続き登場
Malik (アレック・ニューマン) 引き続き登場
ペルシス (Abby Brammell) 引き続き登場
Lokesh (Adam Grimes) 引き続き登場
ジェレミー・ルーカス (リチャード・リール) 引き続き登場
Magh 船長 (マーク・ロルストン TNG "Eye of the Beholder" 「謎の幻覚テレパシー」のウォルター・J・ピアース中尉、ENT "Canamar" 「地獄への護送船」のクロダ・ロー・エン役)
オーグメントその1 (Kristen Ariza)

[11/08] エンタープライズはエリック・スンと部下のオーグメントたちを追い、敵対するクリンゴン領を横切り惑星へ向かう。そこではその遺伝学者が再びこもり、遺伝子強化された超人間の軍隊を育てようとしていた。だがスンの「子供たち」は反逆を起こし、クリンゴン植民地を生物兵器で攻撃する計画を立てる。地球に対して報復を引き起こすためだ。

[09/18] 「父親」のエリック・スンに反発し、オーグメントたちはクリンゴン人に対し凶悪な計画を立てる。確実に恒星間戦争を引き起こしてしまうだろう。

[09/18] ・昔からの TNG 仲間、レヴァー・バートンとブレント・スパイナーは再びスタートレックのセットで協力する。一人はカメラの後ろ、もう一人は前だ。
・バートンは "The Augments" の監督を進めた。エリック・スン博士役のスパイナーが出演する、三部作の最終章だ。このストーリーでは、スンと「子供たち」は第12冷凍ステーションを逃げ出し、遺伝子強化された人間の更なる胚を何百体も手に入れた。スンの目的は再び孤立惑星に隠れ、新たなオーグメント集団を育てることだった。彼らの遺伝子に多少の「修正」を加えるつもりでいる。だが Malik (アレック・ニューマン) は現在のオーグメントたちを率いてスンに反乱を起こし、カーン・ヌニエン・シンがボタニー・ベイで逃げたのと同じことではなく、行動を起こすべきだと考えていた。そのために、Malik はクリンゴンと宇宙艦隊の間に戦争を仕掛けるという凶悪な計画を立てる。
・セットでの再会はバートンとスパイナーの 2人だけでなく、彼らと新スタートレック以来フランチャイズに関わる多くのスタッフとの間でも果たされた。友情を表すため、バートンは個人的に俳優とスタッフのために特別な仕出しランチを用意した。撮影最終日の、今週 13日月曜だった。
・7日間のスケジュールは 9月2日木曜に始まり、労働者の日の休日を挟んだ。このエピソード用に特別に建てられた新たなセットは、ほぼなかった。ほとんどの撮影は建設済みのエンタープライズ・セットと、これまでのクリンゴン船セットの両方で行われたためだ。クリンゴン船は "Borderland" から始まる、スン三部作の全3話で利用された。第2部の名ばかりの医療施設、 "Cold Station 12" で残っている仕事も多少あった。今回のオープニングシーンのためである。唯一の新たなセット部といえばクリンゴン脱出ポッドだが、クリンゴン船の一室もスン用の仮設研究室に換えられた。C-12 セットから移動された未来的な顕微鏡、培養器、胚保存球などのセット装飾を備えている。スパイナーはゲスト俳優にしては珍しく、一日を除いてスケジュールの全ての日に参加した。ある時はクリンゴン語を少し話す練習をした。
・クリンゴンと言えば、このエピソードで登場する一人の主要なクリンゴン人キャラクターは「Magh 船長」といい、マーク・ロルストンが演じる。ロルストンもまた TNG 同窓生であり、"Eye of the Beholder" 「謎の幻覚テレパシー」で殺人エンジニアの「ウォルター・ピアース中尉」を演じた。エンタープライズにも以前出演しており、"Canamar" 「地獄の護送船」で反逆した囚人「クロダ」役だった。
・他のゲスト俳優では、ST ベテランのリチャード・リールが「ジェレミー・ルーカス博士」役で残りの C-12 シーンのために引き続き演じた。前に触れたとおり、アレック・ニューマンは "Malik" 役を続け、その他「ペルシス」役 Abby Brammell、"Lokesh" 役 Adam Grimes などの主要なオーグメントが登場する。
・この撮影中、多くの課外業務がセットの中や周囲で発生した。皆がバートンの仕出しランチを最終日に楽しむ中、次の監督 Michael Grossman は、主要キャスト全員 (ジョリーン・ブラロック以外) をバスケットボールの練習のために連れ出した。"The Forge" というタイトルをもつ、次のエピソードのシーン用だ。前の週、セットには多くのメディア報道者が訪れた。STARTREK.COM を含め、インタビューなどの映像を俳優と共に撮影するためだ。だが最も特筆すべきことは、Toolbox Production の Don Beck だった。ほとんどのスタートレック DVD の特典製作者であり、カメラスタッフを携えてセットを訪れた。将来のスタートレック/エンタープライズ DVD セット用に、インタビューを行ったり舞台裏映像を撮影するためである。
"The Augments" は Mike Sussman 脚本であり、彼は番組開始以来のスタッフ脚本家である。これは今シーズン 2話目の脚本で、"Home" 以来。Sussman は前シーズン 5回クレジットされており、高い評価を受けた "Twilight" もある。バートンが前シーズン監督した 3話の中には "Similitude" があり、ちょうど前の日曜 (12日) に音楽でエミーを勝ち取った。

[08/27] ・第4シーズンの第6話は、現在のところタイトルがつけられていない。エリック・スン (TNG ブレント・スパイナー) が関わる、3部作の最終話だ。
・このエピソードでは、アーチャー船長は神経毒の影響を受けた後、エンタープライズに転送収容される。その毒はデノビュラ人の医療施設で空気中に放出されたものだ。
・一方、エリック・スンは盗んだクリンゴン・バードオブプレイで施設を逃げ出す。医療施設に神経毒を放出した Malik (オーグメント=増強人間の一人) に対し、激怒しているようだ。スンはオーグメントたちに、地球人を見くびらないように警告する。
・Malik はスンが逃走し、その後バードオブプレイのクルーを尋問していることを喜ばしく思っていない。
・その後、エンタープライズはバードオブプレイを追跡する中、スンを追いつめることに成功する。尋問のため、船に収容した。Malik は自分の意のままにできる生物兵器弾頭をもっており、発射することにしたらしい。医療施設で放出された神経毒は、どうやら更に巨大な生物兵器弾頭のためのテストだったようだ。
視聴率

視聴率 2.1% (前週比±0)/占拠率 4% (速報)

レビュー

Ain't It Cool News [2.5/5]

Entertainment Weekly

IGN FilmForce [3.5]

The Trek Nation

Now Playing Magazine

Xenoclone

TrekPulse [3/5]

TrekWeb [6]

Save Enterprise

Lower Decks [7.5/10]

Sci Fi Pulse

The Great Link [4/5]

Monkee's Place

Section 31

Sy Fy Portal [D]

Television Without Pity

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

第83話 "The Forge" 直訳題「灼熱」
画像・映像

予告編&画像 [STARTREK.com]

期間限定壁紙 [STARTREK.com]

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

放送日 2004年11月19日

監督 Michael Grossman

脚本 Judith Reeves-Stevens, Garfield Reeves-Stevens

ゲスト
フォレスト提督 (ヴォーン・アームストロング) ENT "Home" 以来の登場
ソヴァル (ゲイリー・グラハム) ENT "Home" 以来の登場
Arev (マイケル・ヌーリー)
V'Las (ロバート・フォックスワース DS9 "Homefront" & "Paradise Lost" 「地球戒厳令(前)(後)」のレイトン提督役)
Stel (Larc Spies)
コス (マイケル・ライリー・バーク) ENT "Home" 以来の登場

[11/14] ヴァルカンの地球大使館が爆破され、31人の地球人と 12人のヴァルカン人が殺された。エンタープライズは調査に協力するため惑星に派遣されるが、ヴァルカン最高司令部は既に "Syrrannites" として知られる反体制宗派を疑っていた。トゥポルは夫のコスから、彼女の母親 T'Les が逮捕から逃れるため隠れざるをえなかったことを知る。T'Les が Syrrannite だからだ。コスは地図が入った、謎めいた家宝をトゥポルに渡しもする。それが T'Les からのメッセージだと考えるトゥポルとアーチャーは、最高司令部に知られることなく、地図に従って危険な砂漠を横断することにする。

[10/09] ヴァルカンの連続ストーリー内で、トゥポルのパナー症候群 (ENT "Stigma" 「消せない汚名」より) について触れられる

[09/29] ヴァルカンの地球大使館が爆破され、その後の調査でアーチャーとトゥポルはヴァルカン人宗派の後を追うことになる。彼らは危険な砂漠に隠れていた。

[09/29] ・エンタープライズは惑星ヴァルカンへ再び今シーズン戻り、連続エピソードからなる 2つめの三部作を始める。"The Forge" はヴァルカンの改革を扱う 3部構成の第一話であり、真夏以来製作総指揮 Manny Coto によって少しずつ話題にされてきた。スタートレック文学で最も著名な 2人の作家が脚本を担当した。
・Judith & Garfield Reeves-Stevens は現在スタートレック/エンタープライズのスタッフ脚本家であり、スタートレック世界のあらゆる作家陣の中でも、最も目覚ましい経歴の一つをこれまで (夫婦で) 残してきた。二人はジェイムズ・T・カーク大佐のその後の冒険を描いた、多くの小説のウィリアム・シャトナーとの共作で最もよく知られている。最新作は "Captain's Blood" で、更に来年 "Captain's Glory" が予定。シャトナー本以外では、Judy と Gar は何冊もの他の ST や別の SF小説を書いた。更に 4冊のスタートレックのメイキングを扱ったノンフィクション本もあり、"Star Trek Phase II: The Lost Series" などだ。
・二人の ST史についての専門知識は、"The Forge" の脚本のあちこちで登場する。このストーリーでは、ヴァルカンの地球大使館が爆破され、31人の地球人と 12人のヴァルカン人が殺される。難しい捜査が始まり、証拠は "Syrrannites" として知られる宗派を指し示していた。ヴァルカン論理の父、スラク (初代シリーズのエピソード "The Savage Curtain" 「未確認惑星の岩石人間」で導入) の教えの革命的な解釈を行う集団だ。トゥポルが密かに手がかりを得た後、アーチャーと共に危険な旅に出発する。「フォージ」として知られるヴァルカンの砂漠を通るもので、スラクが大昔に悟りを開くため通ったのと同じ道だ。
・このエピソードは ST トリヴィア愛好者の夢を叶えるものとなるだろう。実質的に、過去の番組でヴァルカンの文化と歴史について判明したことの全てが一つになっている。膨大な言及が示しているのは、"Amok Time" 「バルカン星人の秘密」、"Journey to Babel" 「惑星オリオンの侵略」、"Star Trek III: The Search for Spock" 「ミスター・スポックを探せ!」、"Star Trek IV: The Voyage Home" 「故郷への長い道」など多数だ。(突然だが、キリ・キン・サの超物理学の第一法則とは何だろうか? 誰かわかるだろうか?) 脚本では D.C. Fontana によるアニメエピソード、"Yesteryear" 「タイム・トラベルの驚異」に小さくない範囲で頼ってさえもいる。スポックが時間をさかのぼって子供時代の自分に会い、「フォージ」という言葉が初めて使われた。(「ヴァルカンのフォージ」は DS9 の "Change of Heart" 「至高の絆」で言及され (吹き替えでは「ヴァルカンの山」)、ST小説で何度も利用されている。Josepha Sherman と Susan Schwartz による本の名前にもなった) その他、地球大使館はシカーにあり、その都市は "Yesteryear" でスポックの故郷として設定された。
・7月の UPN プレスパーティで、Coto は STARTREK.COM にヴァルカン三部作について打ち明けた。「エンタープライズを観て旧シリーズや新スタートレックを観ると、我々の時代のヴァルカン人と後の時代のヴァルカン人に、違いがあることにすぐに気づきます」と、この製作者は我々とのインタビューで話した。「我々のヴァルカン人は嘘をつき、我々のヴァルカン人は画一的で、我々のヴァルカン人は平和主義ではありません。我々がしたことからアイデアを思いつきました。『ヴァルカンにある人物が現れ、民衆にスラクの教えから逸脱していると説いたらどうなるだろうか?』 この人物はマーティン・ルーサーのようなものです。そして彼はヴァルカンの内戦を引き起こします」 Coto はヴァルカン最高司令部が中世のカトリック教会のようなもので、この平和主義運動は政治不安のために惑星を脅かすと説明を続けた。だが三部作の最後では、「ヴァルカン人が後の時代のような姿へ近づこうとするのを目にし始めます。新たなヴァルカンの始まりを目にします」
・我々が Reeves-Stevens と行った別のインタビューは、今週末には公開される。Judy と Gar は "The Forge" について何も詳しいことは明かさなかったが、大まかなことは話した。「我々は (スタッフに) 加わってすぐ、いわゆる『ヴァルカン・ストーリー』に他の脚本家と共に関わり始めました。本当にエンタープライズにとってもスタートレックにとっても、壮大で重要なものとなるでしょう。本当に興奮します」と Garfield は言った。「Manny が我々を率いて、ストーリーが明かされる会議が行われる部屋での情熱は、本当に素晴らしいものです」 次に Judy は付け加えた。「その情熱はとても大きく広がり、彼らと共にまさに素晴らしい時を過ごしています」
・ヴォーン・アームストロングは再び「フォレスト提督」役で復帰し、ゲイリー・グラハムも予想できるように、「ソヴァル大使」役で戻った。実際このエピソードでは、大使のキャラクターを深く掘り下げる。マイケル・ライリー・バークは今シーズン最初のヴァルカンへの旅である "Home" 以来、「コス」役で再登場する。
・もう一人このエピソードには、とても刺激的なゲスト俳優がいる。ヴァルカン最高司令部の長官に会うことになり、事実上の世界大統領である。名前を "V'Las" といい、ロバート・フォックスワースによって演じられる。フォックスワースはスタートレックでは、DS9 の 2部作 "Homefront""Paradise Lost" 「地球戒厳令(前)(後)」での「レイトン提督」役で知られている。だがジーン・ロッデンベリーのファンなら 1974年のテレビ映画「人造人間クエスター」の、アンドロイド「クエスター」役で覚えがあるだろう。実現しなかったシリーズのパイロット版である。フォックスワースの「クエスター」は、ブレント・スパイナーの「データ」の先駆者だった。(噂ではフォックスワースは予定されているクエスターのリメイクでカメオ出演するらしいが、製作は遅れている。だが依然進行中だ)
"The Forge" の製作は 9月14日火曜に始まり、22日水曜まで通常の 7日に渡る作業日を費やした。最初の 3日間は建設済みの船内セットが使われ、特に医療室は多くのエキストラが利用された。大使館爆破の地球人の犠牲者を何人か表現するためだ。発着ベイのセットは、ジョリーン・ブラロック以外の全主要キャストが参加する、あるシーンのためにバスケットボールのコートに変えられた。前エピソードの最終日、昼食中にバスケットの練習を行った。3日目の最後、ヴァルカンの砂漠シーンで特定の内部を表すセットで撮影が始まった。避難用洞窟、T'Karath 地下墓地と名付けられている。5日目は主に大使館セット、特に爆発が起こった玄関ホールで使用された。22世紀の外交官、宇宙艦隊士官、大使館の護衛、ヴァルカン人の服装をした多くのエキストラが利用された。
・スケジュールの終わり 2日は、フォージ自体を表すロケで使われた。スコット・バクラ、ブラロック、Syrrannite の "Arev" 役のゲスト俳優マイケル・ヌーリーは、製作班と共にシミ渓谷 (ロサンゼルス北西のヴェントゥーラ郡) 北部の工業用地へ向かった。赤みを帯び岩だらけの広大な土地だが、多くの場面での地形は光学効果で補強される。(使用された実際のロケ地は、P.W. Gillibrand という採掘会社が所有している。だが多くの隣接した企業がある。ヴァルカンの砂漠として使われたロケ地へ向かう分岐路では、角にある標識の中に「ヴァルカン資材会社」と書いてあるものがある。へえ)
・地形を拡大する以外に、多くのストーリーのポイントのために外部シーンの中で視覚効果が使われる。その中には「砂の炎」と呼ばれる電磁嵐もある。セラットもある。何のことか覚えているだろうか? "Journey to Babel" で、スポックがセラットというペットを飼っていたことが判明した。15センチの牙をもつ、巨大なテディベアだ。そして "Yesteryear" で、この動物はアニメ化された。それで、可愛らしさに欠ける野生のセラットがアーチャーとトゥポルを襲う。だがこの動物を一瞬しか観ることはできず、主に映像に映らない音響効果で存在が表現される。(テレビの予算では、もっともらしい見栄えの完全な関節生物を創るのは難しい) この動物の目にする部分は主にデジタル処理だが、メーキャップ部はある時点で映り込む実際の「セラットの足」を創った。
"The Forge" は Michael Grossman 監督で、エンタープライズでは前シーズンの "Hatchery" で最初の経験を積んだ。今回スタートレック番組 (ゲームは含めず) 用では、Reeves-Stevens のこれまで初めての脚本だった。二人は同ジャンルのテレビ作品は今まで経験しており、1990年代のアニメ版フラッシュ・ゴードン、バットマンがある。
・3部作ヴァルカン・サーガは、現在のところ 11月19日から 12月3日までの毎週金曜に、3週に渡って放送予定。

[09/04] ・惑星ヴァルカンでの砂漠の探検を特徴とする、3話ストーリーの開始となるエピソード。内戦の可能性もある。
・このエピソードはヴァルカンの「連邦大使館 (Federation embassy)」が爆破され、「フォレスト大使」というキャラクターが殺されるところから始まるらしい。「連邦」が惑星連邦のことだとすると、"Zero Hour" でも言及されたように 2161年に設立されるはずであるため、矛盾が残る。単なる用語の誤用なのか、複雑なストーリーを示唆しているのかは不明。また、フォレスト大使がフォレスト提督自身なのか、兄弟などの親戚であるかもわからない。
・アーチャーはヴァルカンへ爆発の調査に向かい、すぐに "T'Fon" というヴァルカン人保安調査官によってヴァルカンの砂漠へ導かれる。T'Fon は「ヴァルカンのジョージ・パットン」と表現されており、何らかの思惑を隠している。ヴァルカン最高司令部の保安部門、ヴシャールの主任調査官だ。
・T'Fon は問題に関わるアーチャーの尽力を、快くは思っていない。その後調査のポイントは「Syrran 派 (Syrrans)」と呼ばれる、奇妙なカルト宗教のメンバーへと移る。T'Fon は若いヴァルカン人調査官 "Varek" の助けを借りる。Varek も上官同様の思惑を隠しているようだ。Syrran という人物自身は、ヴァルカンの英雄スラクの遺物を発見した宗教的リーダーである。彼を探すため、アーチャーは砂漠へと向かう。
・アーチャーはその旅の中で "Arev" というヴァルカン人に出会う。Arev はこのエンタープライズ船長に対し、カルト宗教を見つけるための冒険のガイドを申し出る。彼は外見上 50〜70歳ぐらいのコリナール・マスターと描写されており、これまで ENT に登場した多くのヴァルカン人より強く感情のコントロールを行っている。アーチャーを非論理的な存在とみなし、実は彼こそが Syrran 自身かもしれない。
"The Forge" は Michael Grossman ("Hatchery") 監督の下、9月14日より撮影予定。

[07/23] 3話連続でヴァルカンの内戦を扱う。ENT のヴァルカン人が、その後の時代での描写とは異なっている (嘘をついたり、平和主義ではないこと) のを理由づけるものになる。民衆がスラクの教えから脱却していると訴える、マーティン・ルーサーのような人物がヴァルカンに現れる。彼のせいで内戦が巻き起こり、16世紀ヨーロッパでの宗教改革のような事態になる (ヴァルカン最高司令部=中世のカトリック教会のような位置づけ)。この一連の出来事は、ほぼ全て暑い砂漠の惑星で起こる。このヴァルカン人は平和主義、純粋な論理、過去の生き方への回帰を説く。だがスラクの教えを信じているだけではなく、彼自身がスラクだと考えている。つまりスラクのカトラを受け継いでいると主張するのだが、それが本当かどうかは後に明らかになる。不安定なヴァルカンの状況にアンドリア人がつけこみ、更に内戦をけしかける謎のヴァルカン人反乱分子たちは、ロミュランが変装しているものと後で判明する。当然エンタープライズも巻き込まれた後、最終的には新たなヴァルカン人の始まりを目にすることになる。
視聴率

視聴率 1.9% (前週比 -0.2%)/占拠率 3% (速報)

レビュー

IGN Film Force [3.5/5]

Ain't It Cool News [4/5]

The Trek Nation

Lower Decks [8.5/10]

Sci Fi Pulse

Xenoclone

Monkee's Place [9.5/10]

TrekWeb [6.5]

Save Enterprise [9.5]

The Great Link [5/5]

The Great Link (2) [5/5]

Tail Slate [4.7]

Section 31 [A-]

Television Without Pity

次のエピソード | 最新のエピソード情報

総合情報 レギュラー エピソード

USS Kyushuトップ | エンタープライズ | エピソード ご意見・ご感想はateban@mars.dti.ne.jpまで