※1艦長日誌、宇宙暦 50074.3。数ヶ月前、付近の星系にワームホールが現われ、再び消えたことを示す証拠をつかんだ。早速現地へ調査に向かう。
ニュートリノの残留レベルからみて、ワームホールが出現したのは少なくとも半年前ですねというキム。恒星間プラズマの分散パターンから考えると、位置は定まってなくあちこちに現れるようですというチャコティ。こちら側はそのようね、でも同じ場所に何度か現れているなら向こう側は定着しているのかもしれないと推測するジェインウェイ。つまり頭は動かさずに、デルタ宇宙域の尻尾だけ振りまわしてるのよ、イヌのようにという。パリスがワームホールの出現地点に着きましたと報告する。全艦停止を命じ、キムにニュートリノスキャンを開始させるジェインウェイ。トゥヴォックにこの星系の生命反応をチェックさせる。生命体がいれば情報が得られる。第2惑星にヒューマノイドの生命反応があります、Mクラスの星ですというトゥヴォック。しかし金属分析に依れば文明はかなり遅れており、青銅器時代に相当する。トゥヴォックは何かに気づいた。彼らはアルファ宇宙域と接触をもったらしい痕跡があるという。エネルギー排出物が、レプリケーターが使用された時のものと一致したのだ。
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※1: このエピソードの共同脚本家ジョージ・A・ブロザック (George A. Brozak) は、エンサイクロペディアの研究者の一人
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