ヴォイジャー 簡易エピソードガイド
第141話「宇宙詐欺師ダーラ」
Live Fast and Prosper
イントロダクション
※1惑星上の鉱山。 ライトを持った異星人※2がやってくる。もう一人の鉱夫※3が言う。「遅いぞ!」 「いや、レベル4 でパルスドリルが故障しちまって。」 「彼らがもうすぐ来るんだ。お前も印象良くしてくれよ。」 「勝手にこんなことしていいのかねえ。」 「ああ。オレク※4はきっと、よくやったって誉めてくれるさ。」 「ああ…そうかなあ。」 2人の人物が転送されてきた。迎える鉱夫。「テルシアス※5へようこそ。」 「ありがとう。艦長のキャスリン・ジェインウェイです。こちらはトゥヴォック少佐。宇宙艦隊ヴォイジャー※6から来ました。」 その 2人は確かに制服らしきものも着ているが、全くの別人だった。 |
※1: TNG ラフォージ役のレヴァー・バートン監督。VOY では第100話 "Timeless" 「過去を救いに来た男」以来 ※2: 鉱夫その2 Miner #2 (Timothy McNeil) 声:仲野裕 ※3: 鉱夫その1 Miner #1 (スコット・リンカーン Scott Lincoln) 声:水野龍司 ※4: Orek 後に登場 ※5: Telsius 種族名は Telsian ※6: 「ヴォイジャー号」と吹き替え |
あらすじ
偽者は役になりきり、鉱夫と資源の取引を終えた。しかし一方的に鉱物を受けとって逃げてしまう。ヴォイジャーではシステム異常が頻発し、原因はニーリックスが最近もらった食堂の部品だとわかった。取引にだまされたと知った鉱山長は、本物のヴォイジャーへ交信してきた。 ジェインウェイは鉱夫をだました人物と、以前ニーリックスたちに不良部品を渡した者との共通点に気づく。探査任務中にダーラという聖職者たちに会い、食料と引き換えに部品をもらったのだ。ダーラたちはシャトルでヴォイジャーやクルーのことを聞き出し、お祈りの振りをしてスキャナーで情報を盗み出した。だまされたことを知るニーリックスたち。 潔白を証明するため、ヴォイジャーは詐欺師の船を追うことにする。ダーラたちは惑星連邦に加盟するための寄付という名目で、異星人から資源を集めていた。ヴォイジャーはダーラの船を見つける。しかし、だまされたと知った異星人艦によって、彼女の船はトラクタービームで捕捉されていた。異星人艦はヴォイジャーも攻撃してきた。ヴォイジャーがビームを解除させると、詐欺師の船は逃げてしまう。その前に一人だけは転送収容できた。船を追うヴォイジャー。 拘留室のダーラと対面するジェインウェイ。何も情報を明かそうとしないダーラ。その後、拘留室に食事を持ってきたニーリックスは、ダーラを説得しようとする。だがダーラは隙を突いてフェイザーを奪い、デルタ・フライヤーに乗って逃げ出した。 ダーラは仲間たちの船と合流した。その頃フライヤーの後部では、隠れていたパリスがモバイルエミッターからドクターを呼び出す。船に戻るダーラ。フライヤーにパリスがいることを知った詐欺師たちは、またも逃げる。奪った資源を隠してある惑星の地下で、転送準備をするダーラたち。その時、ダーラは仲間に銃を向け、ヴォイジャーを呼び出した。撃たれるダーラだが、武器は身体を通過した。実はドクターが姿を変えていたのだ。詐欺師の盗品は全て、元の持ち主へ返された。 |
用語解説など
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感想
プロローグでいきなりわかる通りのコメディエピソード。バートン監督作ということもあり、これまでの多くの演出同様「さすが」という感じの面白さです (過去の監督作品)。 最後には視聴者もだますというオマケもあって、気楽に楽しめる話です。ニーリックスたちの最近あまり目立たないレギュラーに、久々に見せ場があった (その代わりに? セブンが驚くほど少ない!) のも良かったですねぇ。 |
第140話 "Good Shepherd" 「自立への旅」 | 第142話 "Muse" 「ヴォイジャーの神々」 |