ディープスペースナイン エピソードガイド
第73話「クリンゴンの暴挙」(前)
The Way of the Warrior, Part I
緑色の部分は脚本にはあるものの、2部に分けられた際にカットされた個所です
(本国のオリジナル 2時間版に必ず含まれているとも限りません)
イントロダクション
![]() ![]() ![]() シスコ:「ドミニオンに潜入されることを心配しているんだ。アルファ宇宙域に放たれた可変種がいるかもしれないという考えが、皆を神経質にさせている。」シスコはせっかく会えたのに仕事の話はよそうという。イエイツは私もその意見に賛成といい、シスコとイエイツは乾杯する。だがそれを飲もうとした瞬間、ダックスから至急来るように通信が入る。なるべく早く戻ってくるとイエイツに言うシスコ。わかってるとイエイツは答える。シスコは私服のまま向かった。 ![]() |
※1: はじめに In memory of / Gregg Duffy Long / Ronald W. Smithという文字が流れます。この2人はどちらも亡くなったDS9のスタッフの方です ※2: シスコはスキンヘッドに、またキラの髪形も変わりました ※3: Kasidy Yates (ペニー・ジョンソン Penny Johnson) DS9 第69話 "Family Business" 「クワークの母」以来2度目の登場 ※4: Tholian silk ソーリアン(ソリアン)はTOS 第64話 "The Tholian Web" 「異次元空間に入ったカーク船長の危機」に登場した攻撃的な異星人。TNG、DS9でも度々セリフ中で言及されていますが、謎に包まれた種族で姿を見たものはほとんどいません ※5: Pike City Pioneers ※6: Negh'Var TNG 第177・178話 "All Good Things..." 「永遠への旅」に登場した未来のクリンゴン艦を改造したもの ※7: General Martok (J・G・ハーツラー J.G. Hertzler DS9第1・2話 "Emissary, Part I and II" 「聖なる神殿の謎(前)(後)」のヴァルカン人艦長 (Vulcan Captain)、第164話 "Chimera" 「仮面の下の孤独」のラーズ (Laas)、VOY第135話 "Tsunkatse" 「囚われのファイター」のヒロージェン・ハンター (Hirogen Hunter)、ENT第45話 "Judgment" 「反逆の法廷」のコロス (Kolos)、第80話 "Borderland" 「ボーダーランド」のクリンゴン人艦長 (Klingon Captain) 役。ゲーム "Klingon"、"Armada"、"Armada II"、"Elite Force II" でも声の出演) ※8: クリンゴン語で "Sowee TAH" と言っています |
本編
クワークの店。静かな雰囲気の中、クリンゴン人が固まってあちこちのテーブルに座っている。だが彼らはいつもと違い、陰気だ。内々だけで静かに話しており、慎重に部屋を見回している。 ![]() 大きな浴場がたくさんある場所。風呂に入ったり、泳いだりしている人々の声が聞こえてくる。 ![]() オドー:「それで、君は私に悩んでいることを話したいんじゃないかな?」ガラックは近頃のカーデシアの噂を耳にしたか尋ねる。オドーは国境を封鎖したことしか知らない。それ以外にも噂があり、民衆の暴動が起き革命が勃発しそうだというガラック。カーデシアに情報源があったのかと聞くオドーに、一人や二人はいたが今は連絡が取れないという。オブシディアンオーダーは崩壊する※14、ドミニオンは襲ってくるでカーデシア帝国は揺れに揺れているというガラック。ふいに後ろでクリンゴン人たち※15が騒ぎ出した。モーンの荷物をチェックしている。オドーは情報があったら知らせるとガラックにいい、クリンゴン人たちに近寄る。彼らはモーンに詰め寄っていた。モーンが行こうとしている星雲は方向違いだ、DS9で何をしていると言っている。何か問題でもというオドーに、クリンゴン語で答える。するとガラックがママの元に帰れといっても無駄ですよ、母親がいないのでという。モーンにサンダース少尉※16が呼んでいたぞというオドー。モーンは離れる。用があるなら私を通していただきたいというオドー。流動体生物やカーデシアの犬に指図される覚えはないというクリンゴン人。流動体生物だがこのステーションの保安責任者でもある、話を聞いてくれないとこの続きは留置所の中ですることになるがというオドー。ベイジョーの制服を着ている限りは同盟軍だ、手は出さない、しかし脱いだらただではおかんぞといい、歩いていくクリンゴンたち。オドーはガラックにクリンゴン語もわかるのかという。あなただってクリンゴン人に化ければクリンゴン語をしゃべるでしょうとガラックは言う。 ![]() |
※9: Gramillion sand peas グラミリアン砂豆 スナック菓子。DS9第27話 "Rules of Acquisition" 「フェレンギ星人の掟」より ※10: オープニングの音楽と映像が変わりました。以前より派手なものになっています。また、ベシア役のクレジットが Alexander Siddig に変わりました ※11: Klingon High Council ※12: Malko
※13: Hoobishan Baths ※14: DS9 第67話 "The Die Is Cast" 「姿なき連合艦隊(後)」より ※15: (Obi Ndefo)など ※16: Saunders |
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※17: Betreka Nebula ※18: Xhosa アンタレス級 TNG 第20話 "Heart of Glory" 「さまよえるクリンゴン戦士」に登場したバトリス (Batris) の再利用 ※19: M'Char
※20: Kaybok ※21: Gowron (ロバート・オライリー Robert O'Reilly) DS9 第49話 "The House of Quark" 「クワークの結婚」に登場 ※22: d'k tahg と呼ばれるナイフ。スタートレック3 "The Search for Spock" 「ミスター・スポックを探せ!」など ※23: "In the long run, the only people who can really handle the Klingons... are Klingons." ※24: Worf (マイケル・ドーン Michael Dorn) ついに登場! 順番からすると、映画ジェネレーションズ以来の登場になります。声は銀河万丈氏です |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ダックスのトリッキーな動きに、打撃が当てられそうになるウォーフ。闘い続けながら話しかけるダックス。「あなたは私が女だからといって手加減してないはずよ。もし簡単になるなら、私を男だと思いなさい。何回かは男だったんだから。」だがウォーフがダックスのバトラフを弾き飛ばし、ダックスは負けた。 ウォーフ:「クルゾンがバトラフについて知ったことを、全部忘れた訳じゃないということはわかった。」すっきりしたと聞くダックス。マートク将軍との話し合いはうまくいかなかったみたいねというダックス。情報は得られなかったとウォーフはいう。ガウロンやカーレス皇帝※35には取り次いでもらえず、最高評議会にいるウォーフの弟のカーン※36も口を閉ざしているという。別の角度から攻めてみたらというダックス。クリンゴンの中にはあなたの一族に恩のある者もいるんじゃないという。 ![]() |
※25: 映画「ジェネレーションズ」より ※26: Boreth TNG 第149話 "Rightful Heir" 「クリンゴン神カーレスの復活」より ※27: Klingon bloodwine TNG 第157話 "Gambit, Part II" 「謎のエイリアン部隊(後)」など ※28: prune juice ※29: ダックスは大尉から少佐に、またベシアは中尉から大尉に昇進しています ※30: Sir Lancelot が登場します ※31: ダックスは連邦標準語で言うと、"Yeah, but I'm a lot better looking than he was." と言いましたが、あえて日本語訳は書きません^^; ※32: Drex 最初にオドーともめていたクリンゴン人 ※33: Mogh キトマー大虐殺で死亡 ※34: bat'telh おなじみの婉曲した剣 ※35: Kahless TNG "Rightful Heir" より ※36: Kurn TNG 第65話 "Sins of the Father" 「クリンゴン戦士として」など ※37: Huraga (William Dennis Hunt) ※38: Duras |
![]() 司令室。ウォーフが入って来てオブライエンを見る。 ![]() ![]() ![]() |
※39: Cardassian Central Command ※40: Federation Council 映画スタートレック4 "The Voyage Home" 「故郷への長い道」など ※41: "In'Cha" = "Begin" |
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※42: DS9 第51話 "Second Skin" 「恐るべき過去」より ※43: Vitarian wool underwear ヴィタリアンの部分は訳出されていません ※44: Khitomer Peace Treaty 映画スタートレック6 "The Undiscovered Countery" 「未知の世界」より ※45: このエピソードはもともとは2時間の話でしたが、前後編に分けられるときにカットされたシーンがあるそうです |
To Be Continued...
感想
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第74話 "The Way of the Warrior, Part II" 「クリンゴンの暴挙(後)」![]() |