※1発展した惑星。大量輸送の乗り物や、工場が見える。
異星人に混じって、ジェインウェイが階段を降りてきた。青い服を着ている。
近くにそびえ立つ建物を見上げた。
ジェインウェイは一画にあるエレベーターに乗り、急降下する。
どこも多数の作業員であふれている。
ジェインウェイは異星人に尋ねた。「すみません、監督はどこかわかりますか?」
「あそこだよ。」
「ありがとう。」
上から見ていた者が、ジェインウェイが近づいていることに気づいた。その場を離れる。
監督※2はジェインウェイに言う。「許可証とライセンス見せてくれ。」 受け取ったデータを確認する。「熱力学でレベル 6。それに量子融合もか。ほう。ジェインウェイ、大したもんだな。」
ジェインウェイ:「ええ、どうも。」
「遅刻しなければ、もっとよかったんだがね。」
「すみません、乗り物を間違えて大気ろ過施設の方に行ってしまったものですから。」
「向こうも人手不足なんだ。よく引き抜かれなかったなあ。」
「もう遅刻はしません。」
「まあ来たばかりなら、迷うのも無理はない。ずっとここにいる私でさえ、時々迷うほどだよ。仕事はモニターでのリアクターコイルの監視だ。ここでは温度有効率 94…」
「94%で毎秒 8千トンのタイリウムが処理されている。詳細は暗記しています。」
うなずく監督。「欲しい物はいってくれ。ここでは気持ちよく仕事してもらいたいんだ。」
「以前の職場より、遥かにいいのがもう既にわかりますわ。」
ジェインウェイは持ち場についた。
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※: このエピソードは、2001年度エミー賞の特殊映像効果賞、および音楽作曲賞にダブルでノミネートされました
※2: 監督 Supervisor (Tom Virtue VOY第7話 "Eye of the Needle" 「ワームホールの崩壊」などに登場したヴォイジャーのクルー、バクスター (Baxter) 役) 声:長克己
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