TOS エピソードガイド
第6話「惑星M113の吸血獣」
The Man Trap
イントロダクション
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
※1: このエピソードは、米国で 1966年9月8日に初めて放送された TOS、つまりスタートレック全体でも最初の作品です。後年公開されるパイロット版 "The Cage" 「歪んだ楽園」、第2パイロットの "Where No Man Has Gone Before" 「光るめだま」も後の順番になります。ただしこのサイトでは TOS は基本的に製作順で考慮しているため、「初登場」や「〜以来」などの表記も放送順とは異なります ※2: ハヤカワ文庫のノヴェライズ版は、「宇宙大作戦 見えざる破壊者」収録「実体のないマッコイ」になります。邦題が原題の直訳になっていませんが、これは小説では当初のタイトルである "The Unreal McCoy" が原題になっているため ※3: 前話 "The Enemy Within" 「二人のカーク」のアルファー177 を使い回し ※4: 吹き替えでは「0401.5112」、予告編での宇宙暦は 1324.1 ※5: M-113 一般的に天文学で M+数字はメシエ天体を指しますが、実際には M110 までしかなく、また星雲・星団や銀河につけられるのが普通です ※6: 吹き替えでは「エンタープライズ号」 ※7: このブリッジのシーンは、TOS第3話 "The Corbomite Maneuver" 「謎の球体」の映像を使い回し。そのためウフーラがナビゲーター席に座っています。ほかにも廊下を走るカークなども ※8: ロバート・クレイター教授 Professor Robert Crater 原語では全て教授です ※9: この辺りのシーンで、画面が切り替わる度にカークがトリコーダーを肩に掛けていたり手に持ったりしています ※10: Crewman Darnell (マイケル・ザスロー Michael Zaslow TOS第41話 "I, Mudd" 「不思議の宇宙のアリス」のジョルダン少尉 (Ensign Jordan)、映画第8作 "Star Trek: First Contact" 「ファースト・コンタクト」のエディ (Eddy/Eddie) 役。1998年12月に死去) 声:仲木隆二 (仲木隆司) ※11: ナンシー・クレイター Nancy Crater (ジャンヌ・バル Jeanne Bal 1996年4月に死去) 声:水城蘭子。DVD・完全版ビデオ補完ではさとうあい、旧ST4 ウフーラなど ※12: ナンシーその3 (金髪ナンシー) Nancy III (Blonde Nancy) (フランシーヌ・パイン Francine Pyne) ※13: Wrigley's Pleasure Planet 有名なガム「リグリー」のキャッチコピー、"double your pleasure" 「楽しさ二倍」が元ネタのようです ※14: Plum |
本編
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
※15: このエピソードを含め初期の放送作では、オープニングテロップに微妙な差異があります。タイトルの下に第2シーズン以降のように「企画 ジーン・ロッデンベリー」と入り、シャトナーの上に「主演」の文字がありません。ただし旧国内オンエア&LD版では、オープニング全体が第2シーズンと共通の素材、リマスター版では他の第1シーズンと同じになっています ※16: 通常の "supplemental" 「補足」とは異なり、原語でも additional entry と言っています。そのほか原語では additional、continuing という言い方も ※17: ロバート・クレイター教授 Professor Robert Crater (アルフレッド・ライダー Alfred Ryder ドラマ「0011ナポレオン・ソロ」(1965・67)、「原潜シービュー号 海底科学作戦 (原子力潜水艦シービュー号)」(66・67)、「巨人の惑星」(69) にゲスト出演。1995年4月に死去) ライダーは撮影当時、腕に怪我を負っていました。声:千葉耕市 (「耕一」表記あり)、DVD・完全版ビデオ補完では糸博 (TOS第23話 "A Taste of Armageddon" 「コンピューター戦争」のアナン7 も、同じ新旧の配役) ※18: 吹き替えでは「10年前」 ※19: Borgia plant ※20: TOS の旧国内オンエア分では、カット部分が存在しています。完全版ビデオ (第1シーズンの一部) および DVD には吹き替えつきで完全収録されており、このエピソードガイドでは色を変えている個所にあたります (CS版との比較)。LD では基本的に、その部分だけ字幕収録です ※21: 今回から、お馴染みの赤制服 ※22: 映画第1作 "Star Trek: The Motion Picture" 「スター・トレック」では、ヴァルカン星のそばに大小 2つの天体が見えていました。ただし DVD のディレクターズ・エディション特別完全版でCG化された際、その天体は消えています。解釈としては大きな星は双子惑星で、小さい方はその衛星であるため、ヴァルカンの月ではないという説がありました。なお VOY第147話 "Unimatrix Zero, Part II" 「聖域ユニマトリックス・ゼロ(後編)」では、トゥヴォックが「ヴァルカニス・ルナコロニー」で生まれたことになっています ※23: 医療室は原語では通常の sickbay ではなく、dispensary と呼ばれています。吹き替えでは他のエピソードも含め、診療室と訳されることが大半です ※24: 原語では「炭素グループ3」 ※25: 吹き替えでは「N型」とも聞こえます ※26: アルカロイドのこと |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
※27: 吹き替えでは「0401.5115」 ※28: コリンス4号星 Corinth IV ※29: 原語でも starship base ※30: Dominguez 原語ではカークがファーストネームの「ジョゼ (Jose)」も使っています。吹き替えでは「ドミンケ」 ※31: 原語では「宇宙司令官 (Space Commander)」 ※32: 吹き替えでは「胡椒」 ※33: "Fascinating." ※34: sodium chloride ※35: Crewman Green (ブルース・ワトソン Bruce Watson) 声:仲村秀生。DVD・完全版ビデオ補完では坂東尚樹、TOS 現スールー、VOY 初代ケアリー、旧ST2 補完デヴィッドなど ※36: Sturgeon TOS第34話 "Amok Time" 「バルカン星人の秘密」などの脚本、SF作家シオドア・スタージョンにちなんで。エキストラ ※37: 原語では「25ポンド (約11kg)」 ※38: カークを後ろから映した時には腕組みしていますが、前からだと組んでいません ※39: Transpoter chief (ラリー・アントニー Larry Anthony TOS第11話 "Dagger of the Mind" 「悪魔島から来た狂人」のバークレイ (Berkley) 役 (同一人物?)) 廊下でのシーンは、青制服になっています。ノンクレジット。声:矢田耕司、TNG スポックなど。DVD・完全版ビデオ補完では古田信幸、DS9 ダマール、VOY ホーガン、FC ホークなど ※40: 聞き慣れない作動音がしています ※41: Janice Rand (グレース・リー・ホイットニー Grace Lee Whitney) 前話 "The Enemy Within" に引き続き登場。声:此島愛子、DVD・完全版ビデオ補完では榎本智恵子 ※42: これも珍しいですね ※43: 保安クルーその1 Crewman guard #1 (ギャリソン・トゥルー Garrison True) ノンクレジット。こういった廊下での何気ない会話シーンは、後期エピソードではあまり見られなくなります。声:飯塚昭三。DVD・完全版ビデオ補完では納谷六朗、TOS代役/VOY スールー、TNG レミック、DS9 初代ウェイユンなど ※44: 医療室を改装したセット ※45: 吹き替えでは「カートちゃん」となります ※46: 原語では weeper (泣く者)。ブルガードのような動く植物のことを指しているようです ※47: 原語では "May the Great Bird of Galaxy bless your planet." 「君の星に銀河の巨鳥の御加護がありますように」。Great Bird of Galaxy というのは、ボブ・ジャストマンがジーン・ロッデンベリーにつけたニックネームです。TNG第3話 "The Naked Now" 「未知からの誘惑」などのオクダグラムでジョークとして、制服姿のオウムの身体にロッデンベリーの頭をつけた絵が入っています ※48: Beauregard ブルガード人形師 Beauregard puppeteer として演じているのはボブ・ベイカー (Bob Baker)。明らかに「手」です。ノンクレジット。メーキャップアーティストのフレッド・フィリップス (Fred Phillips) のミドルネームにちなんでかもしれません ※49: Gertrude どちらもただの愛称で、ブルガード=男性名、ガートルード=女性名 ※50: 原語では、スールー「どうしてみんな無生物を『彼女』って呼びたがるのかな。例えばそう、『彼女は速い船だ』とかね」 ランド「彼は無生物じゃないわよ」 ※51: このシーンなどで、珍しくズボン姿の女性士官が歩いています ※52: 料理のアップになったとき、ボウルだった容器が皿になっています ※53: Saurian brandy 前話 "The Enemy Within" より。吹き替えでは「ブランデー」のみ ※54: ドアが開くときに「ガラガラ」と、まるでスタジオの音のようなものがそのまま入っています。ただし原音のみで、吹き替え側では御丁寧に修正されています。最後のブリッジのドアも同様 ※55: 原語ではボビーと呼びかけています。エキストラ ※56: 乗組員 (ウフーラの部下) Crewman (Uhura's crewman) (ヴィンス・ハワード Vince Howard) 声:田中信夫。資料では保安部員その1 (脚注※43) の声優と間違えています ※57: 「美人な君のことを想っている」という意味 ※58: 吹き替えでは「少尉」。シリーズ中一貫して、ウフーラの階級は大尉です ※59: 後ろにある 3本の筒は、TOS第4話 "Mudd's Women" 「恐怖のビーナス」でも使われたもの ※60: 珍しいスーツで、アウターリミッツ「大爆発」に登場したものに似ています ※61: 原語では「半径 100マイル (約160km)」とも言っています ※62: エキストラの Jeannie Shepard ※63: 字幕ではレナード ※64: スールーがバンハートに触れたとき、反射的に目が反応しています |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
※65: 原語では「0401.5118」 ※66: 唯一の登場 ※67: 原語では「私はもう一度」の個所から、「どうやら人殺しは、近づく時に相手を止めることができるらしい。恐らく何らかの催眠術、もしくは麻痺させる力をもっているのだろう。答えはクレイター博士が握っている」 ※68: コミュニケーターを開く音が入っていません (後でスポックの呼び出しに応えるときも) ※69: Barnhart エキストラの Budd Albright ※70: 一部は TOS "Where No Man Has Gone Before" 用に撮影された映像を使用しているため、制服も古いものです ※71: クレイターはエンタープライズのクルーとは異なり、第1話 "The Cage" などで使われたレーザーと同じ銃を使っています。レーザーなのか、古いフェイザーとして意図されたものかは不明 ※72: 原語では「(出力) 4分の1で」とも言っています ※73: 吹き替えでは「5 および 7」 ※74: 腰につけているコミュニケーターのフタが、開いたり閉じたりしています ※75: 弾丸の音を加工した、変わった素材が使われています ※76: 原語では麻痺したことを表すため、声が低く加工されています。この描写からすると、かなり弱い麻痺設定だったようですね ※77: リョコウバトのこと。1914年に絶滅 ※78: バッファロー (アメリカバイソン) のこと。絶滅しかけましたが、現時点では個体数は回復傾向にあります ※79: 吹き替えでは「理解できませんね」 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
※80: この個所の全員が一斉にしゃべる個所は、DVD・完全版ビデオ補完では吹き返し直されています。旧吹き替えでは、マッコイのセリフで「本当に気でも狂ったのか」と聞こえる個所があるためと思われます ※81: M-113 の生物 (怪物) M-113 creature (シャロン・ギンペル Sharon Gimpel) 正式な呼称は言及・設定されておらず、ファンの間では「ソルトヴァンパイア (Salt Vampire、いわば吸塩鬼)」として知られています。スタッフは Salt Sucker と呼んでいました。ワー・チャン (Wah Chang) デザイン・製作で、悲しんでいる顔がイメージされています (LD ではフレッド・フィリップス (脚注※48) がデザインと掲載)。TOS第18話 "The Squire of Gothos" 「ゴトス星の怪人」で、トリレーンの屋敷に M-113 の生物の剥製が飾られています。セリフなし、ノンクレジット ※82: 原語では「残念だ」 |
感想など
![]() ![]() |
![]() |
第7話 "The Naked Time" 「魔の宇宙病」![]() |