USS Kyushuトップに戻る

ディープスペースナイン エピソードガイド
第112話「敗れざる者」(前)
In Purgatory's Shadow

dot

・イントロダクション
※1オドーの部屋にキラが荷物を持って入ってくる。どこに置けばいいというキラに、空いてるところなどこにでもというオドー。またいろいろなものに姿を変えられるようになって嬉しいでしょうと言うキラ。ベッドで寝るのも楽しかったですがというオドー。キラはこれからもベッドで寝ればいいというが、液体化した方が楽ですから、床に垂れて落ちてしまいますというオドー。やはりベッドはいらない、可変種なんだから固形種の真似をしても仕方ないという。家具は倉庫に移しましょうというキラ。するとキラはパッドを見つけ、それにはジェニング・レイン博士※2著「あなたにぴったり合う人生の伴侶を見つける方法」※3とあった。オドーはそれを取り、微笑むキラ。もう一生人間のままだと思っていたものですから、私も人間としてといい、言葉に詰まるオドー。それが当然だわというキラ。まだ3章しか読んでないんですというオドーに、最後まで読んだらというキラ。オドーは恋愛は固形種がするものだしという。起きている間は固形種でしょ、このステーションにだってあなたに関心をもっている女性は大勢いると言うキラ。ただあなたはそっけないからという。覚えておきましょう、でもとりあえず伴侶を見つけるより部屋を片づけないと、とオドー。そこにダックスからキラとオドーに通信が入った。司令室に来て、見せたいものがあるという。パッドを置き、キラと共に部屋を出て行くオドー。
司令室に戻るキラとオドー。シスコはガンマ宇宙域の聴音哨が数分前に傍受したメッセージだという。カーデシアの軍事暗号のようだが、コンピューターで解析できないというダックス。確かにカーデシアの暗号だわ、でもガンマ宇宙域にカーデシア人はいないと思ったけどと言うキラ。知る限りではなというシスコ。エルゴル・レッド※4暗号とも第5級軍事暗号とも違うというオドー。機密暗号5-9を試したらと言うキラ。オドーは操作するが、カーデシアの暗号は反復的解読アルゴリズム※5を使っているがこれは全く違うパターンという。カーデシアの暗号なら解読の経験があるベイジョーの諜報部に聞いてみたらどうと言うキラ。もちろんすぐに問い合わせたが、返答がないというダックス。時間がかかるというオドー。シスコはガンマ宇宙域からメッセージが送られてきたのは事実だ、すぐに内容を知りたいという。このステーションにもカーデシアの暗号解読の専門家が一人いますがというオドー。シスコはその通りだといい、ダックスにガラックを呼ぶように言った。
ベシアが、またねカレンといい、女性が席を離れる。ジヤル※6と食事を同席している。中座してすみませんといって、ガラック※7がやってきた。どうだったのと聞くジヤルに、皆さんがっかりしたようでした、傍受したメッセージにドミニオンを打ち負かすヒントが含まれていると思ってと言うガラック。5年前の惑星調査の報告書だと教えた時の、司令部スタッフ一同の顔を見せたかったという。惑星調査の報告だってというベシアを見て、まさにこの顔だというガラック。笑うジヤル。君だって少しはがっかりしたんじゃないのか、ガンマ宇宙域で行方不明になったカーデシア艦隊の生き残りかもしれない※8というベシア。いやもう絶望でしょう、行方を捜すのはあきらめていますというガラック。ジヤルがあなたはあきらめるタイプじゃないというと、あるところまでいったら現実を見つめないと、彼らは恐らく死んでいますというガラック。そして立ち上がり、失礼してドレスを縫わないと、ズボンの直しもあるという。たとえ平凡でも、これが人生ですというガラック。シスコ大佐※9にお伝えください、わかるカーデシアの暗号ならいつでも解読します、洗濯物のリストでもとベシアにいう。最後にジヤルと手を合わせ、歩いていった。お父様に言うと怒られるだろうけど、彼は人を引き付ける何かを持っているというジヤル。そういう時もあるというベシア。
ガラックは荷物をもち、エアロックにやってきた。周りを伺い、小型の機械を使って扉を開け中に入る。そしてシャトルに乗り込んだ。だが席には、フェイザーを向けたベシアがいた。どこに行くんだいと尋ねるベシア。

※1: 初めに、In memory of Derek Garth (Derek Garth を追悼して) というメッセージが流れます。彼はDS9の舞台係で、このエピソードを撮影していた当時自動車事故で亡くなったそうです

※2: Dr. Jennings Rain
訳出されていません

※3: Finding and Winning Your Perfect Mate

※4: Elgol-red

※5: recursive encryption algorithm

※6: トーラ・ジアル Tora Ziyal
(Melanie Smith) DS9第94話 "For the Cause" 「裏切り者は誰だ」以来の登場。なお、DS9第77話 "Indiscretion" 「デュカットの娘」などのサイア・バッテン (Cyia Batten)、"For the Cause"Tracy Middendorf に続き、3人目の俳優が演じています

※7: エリム・ガラック Elim Garak
DS9第106話 "Things Past" 「秘められた過去」以来の登場

※8: DS9第67話 "The Die Is Cast" 「姿なき連合艦隊(後)」より

※9: 相変わらず captain を「司令官」と訳しています


・本編
これはドクターを甘くみたのが失敗でした、なぜわかりましたというガラック。フェイザーを向けたまま、暗号の内容は報告書じゃなかったんだろというベシア。カーデシア人を探すのをあきらめるはずはない、ジヤルの言う通り君はあきらめるタイプじゃないという。よくできました、しかし5年前に会った頃よりも格段に成長しましたねというガラック。簡単に人の言葉を信じないようになった、大したものだという。先生が良かったのさというベシア。暗号は本当は何て言ってたんだいと尋ねる。ガラックは遭難信号です、エナブラン・テイン※10のと言った。しかしテインの船はドミニオンにやられたんだろというベシアに、そうです、しかしオブシディアンオーダー※11のトップだったテインがそう簡単にやられるはずはないというガラック。助けにいかなければ、借りがあるんですという。君を祖国から追放した男だというベシアに、それを除けば恨みはないんです、私には師ですからという。テインを裏切ることはできないという。何なら私と一緒に来てもいいですよ、でも大佐になぜシャトルがいるのか説明しなくてはなりませんがというガラック。上官に対して嘘をつき、宇宙艦隊の規則を犯して、一緒にガンマ宇宙域に乗り込んで命をかけろというわけだというベシア。ドクター次第ですというガラック。ベシアはそういうことなら行こうかといい、はいと言って操作し始めるガラック。ベシアはフェイザーを向け、シスコ大佐の部屋にねといった。
なぜメッセージが嘘でないとわかるんだ、なぜテインからだと言いきれると聞くシスコ。あの特殊暗号は私とテインが考案したもので2人しか知りません、どのように発信したのかは知らないが追っていけば発信源は突き止められるという。メッセージには座標は含まれていたのかと聞くシスコ。いいえ、ほとんどは発信者の身元証明コードでした、残りはただ生きていると繰り返しうたっているというガラック。ですから発信源を突き止めるのは簡単です、テインのほかにも生存者がいるかもしれませんという。カーデシアとロミュランの連合艦隊がドミニオンに撃破された時の生き残りはもちろん、ガンマ宇宙域で連絡を絶った連邦の船の乗員も見つかるかもしれないという。これは人道的な任務といえます、救助に行かなくてはとガラックは言う。本当にテインからのものか疑問は残るが、それを確かめる方法は一つしかないとシスコは言う。そうは言っても危険過ぎますというベシア。ガラックは心配してくれるのはありがたいがという。シスコは一人でいかせるわけにはいかないという。ドクター、ではご一緒しましょうかというガラック。ドクター・ベシアではない、ほかに心当たりがあるんだとシスコはいった。
何よ腹が立つ、あなたがガラックとガンマ宇宙域に行くのを承知したことも、それをあなたではなくシスコから聞かされたこともと怒るダックス。ナイフを調べながら、言おうとは思ってたというウォーフ。いつよ、エアロックに向かう途中でというダックス。クリンゴンの戦士は自分の行動をいちいち説明する必要はない、たとえ妻にもというウォーフ。私が反対して泣きでもしたら、修羅場になるから、どうしようと思ったと聞くダックス。いや、君はしっかりしてるからというウォーフ。ダックスは大丈夫よ、あなたのために泣いたりしてあげないという。じゃあ立派に死ねといいに来てくれたのかというウォーフに、いいえ、これをもらいに来たと言いテーブルの引き出しを開けるダックス。何本ものアイソリニアロッドを取り出す。立ち上がり、クリンゴンのオペラをというウォーフ。今度の任務には持っていかないでしょう、その間借りておくというダックス。ウォーフは無言になった。何よ、借りちゃ悪いというダックス。ウォーフは君はいつもそこら辺に置きっぱなしだという。なくすって言うの、あなたの大事なオペラをと言うダックス。そうだと答えるウォーフ。確かにそれは言える、早く帰ってきた方がいいというダックス。もしもコレクションなくしたくならといい、ウォーフと抱き合って口付けをした。栄光ある死を選ぶか生きるかは、あなた次第よと言った。部屋を出て行くダックス。
クワークの店の2階。ガンマ宇宙域へ、でもガンマ宇宙域へは行けないでしょというジヤル。行けるよ、何としても行かなくてはならないんだというガラック。ジヤルはもしあなたに何かあったら、私はどうすればいいのと聞く。一緒に食事をする相手ならすぐに見つかる、大丈夫だ、戻ってくるつもりだというガラック。食事だけじゃないというジヤルに、ステーションにいるカーデシア人は私だけだしという。それだけじゃない、わかってるでしょ、あなたは知性もあるしユーモアもある、親切だしというジヤル。君はまだ若い、だから人を見る目が育っていないのも仕方ないなというガラック。何でいつも私の気持ちを茶化すのというジヤル。ガラックは君が私を美化しすぎるのが気になるという。それならなぜ私とこんなに一緒にいてくれるわけと尋ねるジヤル。孤独だからだよ、追放され祖国を遥かに遠ざかった、でも君といると寂しさも安らぐとガラックは言った。なら嬉しいけどというジヤル。ガラックは何があっても、どれほど希望がかすかなものになっても必ず生きてここに戻るといった。約束するよという。待ってるわといい、ガラックと手をつなぐジヤル。すると突然、娘から手を放すんだという声と共にガラックは胸元をつかまれ、2階の縁に押し付けられた。デュカット※12だ。今度娘に手を触れたら殺してやるという。お父さん離してというジヤル。やるがいい、殺せよ、一生娘に恨まれるというガラック。クワークが駆け付け、事情は知りませんがクリンゴン人みたいな真似はよしてくださいという。私に指図するな、フェレンギがというデュカット。そういうなら保安班を呼びますよ、オドーは喜んですっ飛んできてくれるでしょうねというクワーク。あなたを独房に入れられるならという。お父さん、お願いというジヤル。どうやら世論はあなたに逆風のようですよというガラック。デュカットはガラックを元の姿勢に戻した。ありがとう、おかげで腰痛が治りましたというガラック。 来いよガラック、1杯おごるぜというクワーク。それじゃ元気にしていなさいとジヤルに言うガラック。美しい娘さんをおもちだ、きっとお母さん似だなといい、歩いていった。ガラックを嫌うなんて間違ってる、とてもいい人よというジヤル。お前にそう言われると胸が張り裂けそうになるというデュカット。しかし久しぶりに会えて嬉しいという。私も嬉しいというジヤル。ステーションに何しに来たのと聞くと、クリンゴンの巡洋戦艦と小競り合いをして、あちこちやられたので修理に寄ったという。それにお前にも会いたかった、この機会にいろいろ言っておきたいしなというデュカット。
今回の任務は調査だからな、ドミニオンとの戦闘は避けること、無茶な真似をするなというシスコ。ウォーフはガラックはどうしますと聞く。無事を祈ってるさ、ただガラックに対しては油断はしないことだというシスコ。裏切りの気配が見えたら直ちに殺します、遺体はちゃんと持って帰りますがというウォーフ。今のは冗談だろというシスコ。どうですかねといい、ウォーフはガラックの待っているエアロックに入っていった。

※10: Enabran Tain
ガラックの元上司

※11: Obsidian Order
カーデシアの秘密警察。DS9第42話 "The Wire" 「義務と友情」など

※12: Dukat
DS9 "Things Past" 以来、現実のものとしては DS9第99話 "Apocalypse Rising" 「可変種の脅威 第二幕(後)」以来の登場


ガラックとウォーフの乗ったシャトル。アカデミーに入学したいから私に推薦状を書けというウォーフ。どう思いますと聞くガラックに、悪い冗談はやめてほしいという。文章は私が書きますから、あなたはサインするだけでというガラック。ほかをあたれというウォーフ。なぜです、カーデシア人だから、あなたはクリンゴンでノーグはフェレンギだ、アカデミーは誰でも受け入れてくれるんでしょうというガラック。ただのカーデシア人じゃない、君はスパイで殺し屋だ、工作員でもあるしというウォーフ。ガラックは確かに今まで人に言えないこともしてきて後悔してますが、だからこそアカデミーに入りたい、どうしても入らなければならないという。過去の過ちを償うためにもここで新しいスタートを切りたい、自分にもっとまともな人間だと証明したいというガラック。人生をやり直すために、生まれ変わるためにサポートが必要なんですといった。そういう気持ちなら、前向きに検討してみようというウォーフ。お願いしますというガラック。正直、艦隊にとって私はお買い得ですよ、私ほどの経験があれば下の階級は飛ばして、いきなり中佐※13からで構わないでしょうと言う。推薦状にそう書いておいてください、私みたいな上官と働きたいってという。私相手に冗談はやめておけ、艦隊に入るつもりなんかないんだろというウォーフ。残念ながらねというガラック。ならなぜこんなことをすると聞かれ、ガラックは嘘をつくのも一つの技術、常に練習しておかないと高いレベルは保てないという。練習ならよそでやれというウォーフ。少佐はからかいようがないというガラックに、ウォーフは結構と言った。
レプリマットでパッドを読んでいるキラのところに、デュカットがやってきた。大事な話があるという。今日は疲れてる、話なら今度にしてくれないと言うキラ。デュカットは娘は君に預けた、責任を持つと約束したはずだという。ベイジョーの神殿の儀式にジヤルを連れて行くのが許せないって言うのならと言うキラ。何もベイジョーの信仰を教えないでくれと言ってるわけではない、ジヤルは半分ベイジョー人だからそれは構わないというデュカット。そうではなく、ガラックのことだという。ジヤルはあいつに恋をしているという。恋なんて早いと笑うキラ。ジヤルとガラックのことを知っていたのに、何も手を打ってこなかったのかというデュカット。ジヤルは寂しいのよ、自分以外にこのステーションにいるカーデシア人は彼だけだからと言うキラ。あいつは血も涙もない冷酷な人殺しだぞとデュカットは言う。そりゃカーデシア人だから、ジヤルはもう大人よ、自分のことは自分で決められるというキラ。私もガラックは好きじゃないし、あまり付き合って欲しくないとは思うけど誰と付き合うかはジヤルの自由だという。わざと2人を放っておいたんだろう、わざと娘を私の敵である男に近づけたんじゃないのかというデュカット。あることないことを娘に吹き込ませようとしたんだろう、頼まれて預かる振りをしてという。キラは一つはっきりさせておくけど、ジヤルを預かったのはあなたのためじゃなくてジヤルのためだという。ステーションの方が環境が落ち着いている、兵隊になって父親の戦いに駆り出されるよりという。いまさら言い訳しても遅い、君は裏切った、私は裏切り者は許さないというデュカット。脅してるつもり、全然恐くないとキラ。以前のベイジョー人はカーデシア人の脅しに素直に従ったものだというデュカットに、昔の話よと言うキラ。さらばだ少佐というデュカット。キラもさようならと言った。
シャトル。なぜシャトルのレプリケーターのメニューはこんなにまずいんでしょうね、こんなものアールグレイの紅茶※14とはとても思えないという。なぜワープ航行を停止したんです、トラブルでもと尋ねるガラック。ウォーフはこれ以上は進めんという。あの暗号通信はドミニオンの最深部から発信されてきている、不要な危険を避けろと大佐に命令されている以上戻るしかないという。私も危険は避けたいが、センサーによればこの近くにジェムハダーの戦艦はいないようですよというガラック。ここから先は遭遇する危険が増えてくる、命令に逆らうわけにはいかないというウォーフ。せっかくここまで来たのに、あきらめて引き返すなんてクリンゴンらしくないとガラックは言う。私は艦隊士官でもあるというウォーフ。ガラックは地図を指差し、この星雲を通って迂回していきましょうという。敵に探知されずに済む上に、発信源への近道にもなるという。シャトルのシールドが効かないというウォーフに、ジェムハダーのセンサーもですというガラック。目的地はすぐそこなんですよ、勇気を出せば手が届くんですという。探すのはテインだけではありません、メリーランド※15やプロクシマ※16やサラエヴォ※17、ガンマ宇宙域で行方を絶った宇宙艦隊の宇宙艦とその乗員もですという。連邦のために戦った勇気ある戦士たちです、何を通してでも見つけ救い出すのが任務というものでしょうというガラック。名誉を知る者ならそうしますと言った。君が名誉の意味をわかっているとは思えないというウォーフ。私はね、でもあなたならというガラック。ウォーフはコースを星雲へ向けることにした。
星雲に入るシャトル。前方にトー・メイアー※18ガスのポケットがあるというガラック。コースを変更するウォーフ。するとセンサーに多数の反応が現れた。これは何でしょうというガラックに、わからんがこちらに向かってくるというウォーフ。窓からは、何十隻にも及ぶ船が見えてきた。どうやらジェムハダーのお出ましのようですねというガラック。

※13: 「少佐」と訳されていますが、恐らく中佐です

※14: Earl Grey tea
ピカードの好物。TNG第37話 "Contagion" 「埋もれた文明」など

※15: U.S.S. Maryland
ルネッサンス級、NCC-45109。20世紀のアメリカ合衆国海軍の船にちなんで

※16: U.S.S. Proxima
ネビュラ級、NCC-61952。太陽系に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリにちなんで。地球から4.3光年離れています

※17: U.S.S. Sarajevo
イスタンブール級、NCC-38529。ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都にちなんで

※18: toh-maire
DS9第12話 "Vortex" 「エイリアン殺人事件」より


ジェムハダーの戦闘機や巨大な戦艦※19に囲まれたシャトル。攻撃してくる。しつこく追いかけてきますというガラック。背後から敵機が4機、前方で我々を待ち構えているのが2機いますという。ステーションに知らせないと、ワームホールの近くにこんな大艦隊を潜ませているとはというウォーフ。アルファ宇宙域への侵略ですかというガラックに、そうに違いないという。警報は発信しましたが、これだけ周囲に妨害があるとちゃんと届くかどうかというガラック。ウォーフはとにかく星雲の外に出ようという。その時急に動きが止まった。トラクタービームに捕まったのだ。脱出しないといけないといい席を立つガラック。だがジェムハダーたちが転送で乗り込んできた。丁度いいところに来た、ワームホールの方向はどちらですかねと聞くガラック。しかしジェムハダーが殴りかかってきた。視界が暗くなる。
ターボリフト内。ほんとだって、キラヨシ※20はわかったの、私だって見分けたと言うキラ。生後1ヶ月の赤ちゃんよ、まだ自分の指だって見えないというダックス。だけど7ヶ月も私のお腹の中にいたのよ、心臓の鼓動や声を聞きながら、だから絆があるというキラ。到着し、ターボリフトから司令室に入る2人。キラは私が近くに行くと笑うという。ゲップじゃないのというダックス。全く、いちいち憎たらしいわねと言うキラ。うちの息子はどうと聞くオブライエンに、私がわかったのというキラ。そうかと喜ぶオブライエン。その時、ダックスはガンマ宇宙域からの最優先遭難信号をキャッチした。シスコを呼ぶ。司令官室から出てきて、どうしたと聞くシスコ。ウォーフからの信号です、でも乱れていてというダックス。解読し、ジェムハダーといっていますというオブライエン。座標は読み取れないが「集結」そして最後の言葉は「迫る」だった。ガンマ宇宙域の聴音哨が2個所消失しましたというキラ。ドミニオンが攻めてきたんだわというダックス。シスコは艦隊司令部に連絡し、住民に警告とこれは訓練ではないことを周知徹底するように命じた。そしてキラにディファイアントを指揮してガンマ宇宙域でウォーフ少佐を探して敵の情勢を探るようにいった。敵と遭遇したらどうしますかと聞くキラ。戦わずに帰還せよ、神の助けあるのみだというシスコ。
惑星の軌道に浮かぶ小惑星。その上に建物がある。ジェムハダーと、銃を向けられたウォーフとガラックが中に転送される。ああ助かった、あなたが責任者ですね、私たちは妖しい者じゃありません、そう言っても部下の皆さんが信じてくれないんですよと話しかけるガラック。カーデシア人は同じだ、口数が多いといいガラックの首元をつかむジェムハダーのイーカティカ※21。その腕をつかみ、離してやれというウォーフ。命令するの私だ、腕を放せ、殺すぞというイーカティカ。部下に銃を突き付けられるウォーフ。ガラックがウォーフ、言う通りにしてという。腕を放すウォーフ。イーカティカはガラックから手を放した。ここは371捕虜収容所※22だ、ドミニオンの敵が収容されるところだという。ここから出るのはただ一度だけ、死ぬ時だけだと言った。
※19: 初登場の戦艦。これまでの小型の船に比べてかなり大きいものです

※20: キラヨシ・オブライエン Kirayoshi O'Brien
DS9第110話 "The Bogotten" 「幼き命」で誕生しましたが、名前は初めて言及。キラ+日本名なんでしょうか??

※21: Ikat'ika
(ジェイムズ・ホラン James Horan TNG第148話 "Suspicions" 「新亜空テクノロジー超フェイズシールド」のジョブリル (Jo'Bril)、TNG第153話 "Descent, Part II" 「ボーグ変質の謎(後)」のバーナビー大尉 (Lieutenant Barnaby)、VOY第55話 "Fair Trade" 「密売人」のトージン (Tosin)、ENT第1・2話 "Broken Bow, Part I and II" 「夢への旅立ち(前)(後)」などのヒューマノイドの姿役) 名前の読みはこのエピソードでは出てきていませんが、次回の"By Inferno's Light" 「敗れざる者(後)」には出てきます

※22: Dominion internment camp 371
外観のミニチュアはイラストレーターの John Eaves によってデザイン


また一つ聴音哨が消えた、ワームホール近くの聴音哨は接近する船を探知したというシスコ。ニュートリノレベルの増大を探知、何かが出てくる。シールド、武器の準備完了。ワームホールがオープン。出てきたのはディファイアントだった。キラから通信が入る。情勢はどうだとのシスコの問いに、危険ですと答えるキラ。
デュカットがプロムナードの神殿の前に立っている。ジヤルが出てきて、お父さんと呼ぶ。待たせちゃったかしらというジヤルに、少しだという。神殿に来れば良かったのにというジヤル。私はいいよというデュカット。 笑い、今日はどのお店で食べると聞くジヤル。食べてる暇はない、すぐ部屋に戻って荷物をまとめなさいというデュカット。午前中に1便、カーデシアへ行く船があるという。私をカーデシアへ連れて行くのというジヤル。デュカットは周りを伺い、少し端へ行って話す。さっき知ったんだが、ドミニオンの艦隊がワームホールへ向かった、ステーションにいては危ないという。カーデシアにはというジヤルに、言う通りにしなさい、お前を危険にさらすわけにはいかないという。出発の用意をしておいでといい、デュカットは歩いていった。
ドミニオン捕虜収容所。スキャンしたところ武器は不所持、身元も確認できましたと報告するジェムハダー※23。ご苦労だった、お前たちは第6棟に入る、部屋では自由に動いてよいというイーカティカ。いっておくがこの収容所のドームの外には何もない、真空の空間と岩山があるだけだという。一瞬でもドームの外に出れば、その場で死ぬというイーカティカ。覚えておきましょうというガラック。新しいクリンゴン人だな、待っていたぞというイーカティカ。2人は中へ入った。そこでは一人のクリンゴン人が、円の中でジェムハダーと戦っていた。マートク将軍※24というウォーフ。戦いながらマートクは円の周りにつけられた棒に触り、スイッチをつける。だがジェムハダーに倒された。最後の一撃を加えようとした時、そこまで、終わりだとイーカティカが止めた。その場を去るジェムハダーたち。ウォーフに明日からはお前に戦ってもらうといい、歩いていくイーカティカ。マートクを抱き起こすウォーフとガラック。お前は誰だというマートクに、ウォーフです、モーグの息子のという。お前がウォーフかというマートク。どれぐらいここにとガラックに聞かれ、もう2年だという。クリンゴン人は捕虜になったら自殺するんじゃないんですかというガラック。戦う敵が残っていれば別だというウォーフ。それか脱走するか、お前がウォーフならお前はきっとガラックだなというマートク。彼の予言通りだという。
部屋に入る3人。マートクが指差したベッドに近寄るガラック。そこにはエナブラン・テイン※25が寝ていた。どこが悪いんですと聞くウォーフに、もう心臓がなというマートク。昔はテインには心がないと言われたものだというガラック。絶対に君が来るといっていたというマートク。借りがありますからというガラック。何度も呼びかけ、テインは目を覚ました。暗号が届いたのか、ほかの連中はと聞く。誰もいません、来たのはウォーフ少佐と私だけですというガラック。お前まであっさりと捕まりおって、何でそんなに間抜けなんだというテイン。2人を気遣い、ウォーフとマートクはその場を離れた。ステーション暮らしで勘が鈍くなったかというテイン。危険を冒してわざわざこんなところまで訪ねて私に、言うことはそれだけなんですかというガラック。何と言って欲しいとテインは聞く。決まっているでしょう、ありがとうエリム、お前だけは私を裏切らない、頼りになると思っていたと言って欲しいというガラック。だが頼りにならん、捕まっては2人もろとも死ぬだけだというテイン。再び目を閉じた。
デュカットが上級士官室に入ってきた。遅れてすまないという。なぜデュカットがと聞くキラ。デュカットはシスコ大佐に呼ばれてきたという。ドミニオンがアルファ宇宙域を侵略すれば、我々だけでなくカーデシアにも多大な被害が出るというシスコ。一人でも味方が欲しい、ドミニオンは完璧な時機を選んできたという。カーデシア艦隊もロミュラン艦隊も壊滅状態にあり、クリンゴンおよびボーグ※26との戦いのため宇宙艦隊も手薄になっていると言うシスコ。至急建て直さなくては、ドミニオンは第1陣だけでも50隻の戦艦を連ねてくると言うキラ。援軍が到着するまで、どれくらいかかるか聞くダックス。最大ワープでも2日はかかるというシスコ。キラはそれじゃ遅いという。カーデシアはどんな協力をと聞くオブライエン。私の船と部下を好きなように使ってくれというデュカット。船1隻、希望が見えてきたなというベシア。現状ではドミニオンにはとても勝てない、残された道は彼らをアルファ宇宙域に入れない、それしかないというシスコ。ワームホールを壊すんですかと聞くキラ。打つ手がそれしかない、できれば避けたかったがというシスコ。聖なる神殿や預言者たちはと言うキラ。トリル科学者のカーン※27教授が預言者たちが被害が及ばないようにワームホールを閉鎖する方法を考案してくれたというシスコ。聖なる神殿の扉が閉じられてしまうとキラは言うが、預言者たちのことだ、ベイジョーに呼びかけたい時は何とかするだろうというシスコ。でもというキラに、ベイジョーはドミニオンに蹂躪されるんだぞという。ディフレクターグリッドの周波数を修正する必要があります、そしてグラヴィトンビームを発射できるようにすればというオブライエン。シスコはすぐにダックスと作業にかかるように命じる。ウォーフはどうなるのと聞くダックス。ウォーフとガラックは戻ってこられなくなると言うオドー。可哀相だが仕方がないというデュカット。閉鎖するまでには36時間ある、間に合うように祈ろうというシスコ。解散する。
捕虜収容所。今は刑務所だが以前はウルトリティウム※28の鉱山労働者の宿泊所で、ドームはなく各棟の壁には生命維持装置が埋め込まれていたと説明するマートク。テインは生命維持装置を亜空間送信機に改造したんですねというガラック。そうだ、壁の後ろに狭い隙間がある、何ヶ月も毎日潜り込んで仕事をしていたというマートク。カーデシア人は頭がいい、特にあいつはなとテインを見る。しかしあの容体では長くないだろうという。我々ががんばらなければというウォーフ。部屋の扉が開き、ロミュラン人の女性※29が来て彼が独房から出されたようよという。彼と聞くウォーフに、仲間だというマートク。ジェムハダーに連れられてきたのは、何とドクター・ベシアだった。ウォーフたちを見て驚く。

※23: (Jim Palladino)

※24: General Martok
(J・G・ハーツラー J.G. Hertzler) DS9第99話 "Apocalypse Rising" 「可変種の脅威 第二幕(後)」以来の登場

※25: (ポール・ドーリー Paul Dooley)
DS9第66話 "Improbable Cause" 「姿なき連合艦隊(前)」、"The Die Is Cast" 以来の登場。声:緒方賢一

※26: 映画「ファースト・コンタクト」より。ボーグの侵攻がDS9にも影響していることがわかります

※27: リナーラ・カーン博士 Dr. Lenara Kahn
DS9第78話 "Rejoined" 「禁じられた愛の絆」に登場

※28: ultritium
TNG第45話 "Manhunt" 「魅せられて」など。訳出されていません

※29: (Carrie Stauber)


ベシアは血液検査を行っている。Bマイナスだ、これで安心したと聞くベシア。ということは全員本物らしいなというマートク。血液検査が信用できればだがというウォーフ。ほかの人はテストしたんですかと尋ねるガラック。ベッドに寝ているブリーン人※30以外は検査した、血がないんだという。でもなぜここにというガラック。ベシアは1ヶ月前ミーザン4※31で医学会議に出席し、ある夜寝て起きたらここだったという。私も似たようなものだ、キャングスサミット※32でサーベルベア※33の狩りをしている時だった、いきなりさらわれてここに連れてこられたというマートク。奴らが言うには私に化けた可変種がひどい政治をしているらしい、はらわたが煮え繰り返るという。あなたのせいではないというウォーフ。ぼくに化けた奴はステーションで何をしているんだろうなというベシア。そいつが何かしでかす前に脱走してシスコ大佐に知らせなくてはというウォーフ。
ターボリフトに乗っているDS9の偽のベシアは、怪しく微笑んだ。ワームホールが閉鎖するように周波数を調整するのは、リナーラが言うほど簡単じゃありませんというオブライエン。昔から実戦より理論が得意な人なの、がんばりましょうというダックス。そこへ君たちならできるよといって、偽ベシアがやってきた。ジュリアン、こんなに朝早く何だいというオブライエン。16時間も働き詰めだろ、サンドイッチの差し入れだという偽ベシア。受け取り、気が効くじゃないというダックス。医療は心だもんなというオブライエン。まさにその通り、できることがもしあったら言ってくれという偽ベシア。
デュカットはエアロックの前で、ジヤルを待っていた。やってきたジヤルに、遅いじゃないか、乗り遅れるところだという。だがジヤルは荷物を持っていなかった。まあいい、後から送らせようと言いエアロックに入ろうとするデュカット。ジヤルはそんな必要ない、行かないと言った。ジヤル、親子として過ごした時は短いが、私がこうしなさいと命じた時は素直に言うことを聞く娘であってもらいたいというデュカット。私は兵士じゃないというジヤル。私の娘だというデュカット。お母さんの娘でもある、半分はベイジョー人よというジヤル。カーデシアへ行ったって世間から受け入れてくれるわけがないという。私の言葉を信じてくれ、カーデシア社会も変わりつつあるというデュカット。どんな風にというジヤルに、説明している暇はない、いいから船に乗れというデュカット。だがジヤルは頑として受け入れない。あいつのせいか、あの元スパイの仕立て屋だな、ここであいつを待つつもりかというデュカット。ガラックは生きて帰って約束してくれたというジヤル。聞きなさいジヤル、ガラックは戻ってこない、恐らくもう死んでいるだろうというデュカット。生きていたって宇宙艦隊がワームホールを閉鎖してしまえば、ガラックはこちら側には戻ってこれないという。ガラックと約束したの、ここで帰りを待ってるって、だから行けないというジヤル。実の父の言うことよりも、我一族の敵である男とした約束が大事かというデュカット。そしてわかったというと、そこまで言うならここにいろという。ここにいて死ぬが良かろうといい、デュカットは歩いて行った。
来るべきじゃなかった、あんな冷たい奴なんか放っておけば良かったというガラック。来てくれて僕は嬉しいというベシア。今までずっとテインのためにがんばってきた、教えを請い目標とし慕ってきたのに、報われるどころか追放ですよというガラック。でもそれは許す、なのに死が迫った今となっても、私を許してくれないんだという。僕の見たところでも、やすやすと人を許すタイプには見えないというベシア。馬鹿でしたよ、ドクターもこれは覚えておきなさい、人生最大の教訓です、愛情など人間には弱さになるだけですというガラック。そういう教訓は学びたくないというベシア。マートクが来て、容体がかなり悪い、テインと話したいなら急がないと手おくれになるという。中に入るガラックとベシア。
テインのそばに近寄るガラック。エリム、お前かというテイン。私ですというガラック。辺りが真っ暗で何も見えない、お前だけかというテイン。ガラックは離れて座っているベシアをみるが、誰もいませんという。スルジャック※34、メマダ※35、ブラン※36、奴らは信用できない、始末しなければというテイン。もう始末してきましたというガラック。それなら、ガル・ヴォレム※37とは接触できたかと聞くテイン。何年も前にというガラックに、あのロミュランの大使はと聞く。死にました、あなたの敵はみんなあの世ですというガラック。いいぞ、敵が生きているうちは死にたくないからなというテインに、笑って死ねますね、私を敵だと思っていないならというガラック。エリム、一つ約束してくれというテイン。ここでは死ぬな、逃げろ、生きろという。わかってます、生きてドミニオンに復讐してくれ、そうおっしゃるんでしょうというガラック。年寄りの最期の望みを断ったりせんだろうなというテインに、条件付きでお引き受けしますとガラックは言う。かつての上司として部下に頼みごとをするのではなく、父親として息子に頼んで欲しいと言った。だが親子ではないというテイン。お父さん、あなたはもう死ぬんですよというガラック。一度でいいからほんとのことを言ってくれませんかという。お前の母親を殺しておくべきだった、お前は私の唯一の弱点だったというテイン。何度もそう聞かされた、よく聞いてください、お願いですから今だけでいいんですというガラック。息子でいさせてくださいという。エリム、田舎へ行ったのを覚えているか、お前はいくつだった、5歳かというテイン。覚えています、大切な思い出ですというガラック。テインは目に焼き付いている、お前が荒くれ馬に乗ろうとして何度も落ちたっけな、10回は落ちたという。でもお前はがんばったという。足をくじいた私の手を引いてくれたというガラック。お前が誇らしかった、あの日は…といい、そしてテインはゆっくりと目を閉じていった。ガラックというベシア。ガラックは立ちあがり、テインに毛布をかぶせた。マートクとウォーフが入ってきた。これでここに来た目的を果たすことができましたというガラック。ならさっさとここから出るとしようというウォーフ。
大佐日誌、記載追加。ドミニオンの大規模侵攻が迫っていた。しかしシスコは今まで共に多くの苦難を乗り越えてきた部下たちの勇気と献身を信じ、希望は捨てていなかった。
最後の聴音哨の信号が途絶えた。ワームホールの入り口にあるものだ。ドミニオンは後数分で現れるとオブライエンに言うシスコ。もうすぐですというオブライエン。ウォーフはというダックスに、彼はクリンゴンの戦士だ、わかってくれるさという偽ベシア。ワームホールのニュートリノレベルが上昇。閉鎖をするなら今しかないというシスコ。オブライエンの準備が完了した。頼むぞチーフという偽ベシア。シスコはグラヴィトンビームを発射するように命じた。どうぞお許しくださいと言うキラ。居住リングから3本のビームが発射され、ワームホールが開いた。だがオブライエンの周りのコンソールに火花が飛ぶ。薄れていくビーム。失敗のようですというダックス。ビームは消えワームホールが閉じてしまった。どうしたんだというシスコに、発射アレイが細工されていますというオブライエン。キラがワームホールが開くという。そしてそこからは、ドミニオンの船団が現れた。戦闘配置につくように命じるシスコ。戦艦はワームホールから次々に出てきていた。

※30: Breen
TNG第111話 "Hero Worship" 「暗黒星団の謎」など

※31: Meezan IV

※32: カングスサミット Kang's Summit
TOS第66話 "Day of the Dove" 「宇宙の怪! 怒りを喰う?!」などに登場したカングにちなんで名づけられたか、カングがこの地名にちなんで名づけられたのでしょうか?

※33: sabre bear
訳出されていません

※34: Surjak

※35: Memad

※36: Brun

※37: Gul Vorlem


・To Be Continued... 次回につづく
・感想
「本流」のエピソードで、ますます緊迫した雰囲気が強まります。数々登場のサブレギュラー陣、多数のドミニオンの戦艦、ガラックがテインの息子だということが明かされるなど前後編だけあって内容が濃いですね。ベシアにすりかわった可変種と、捕虜になった4人の運命は後編でのお楽しみです。


dot

previous第111話 "For the Uniform" 「エディングトンの逆襲」 第113話 "By Inferno's Light" 「敗れざる者(後)」next
USS Kyushuトップ | DS9 エピソードガイド