映画ガイド
第8作「ファースト・コンタクト」(2)
Star Trek: First Contact
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12. 原始的文化
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※1: "Ooby Dooby" ※2: Zefram Cochrane (ジェイムズ・クロムウェル James Cromwell TNG第59話 "The Hunted" 「恐怖の人間兵器」のネイロック (Nayrok)、第142・143話 "Birthright, Part I and II" 「バースライト(前)(後)」のジャグロム・シュレク (Jaglom Shrek)、DS9第80話 "Starship Down" 「ディファイアントの危機」のハノック長官 (Minister Hanok) 役。映画「ベイブ」(1992) でアカデミー助演男優賞にノミネート。その他「L.A.コンフィデンシャル」(97)、「将軍の娘/エリザベス・キャンベル」「ザ・ディレクター [市民ケーン] の真実」(99)、「RFK/もうひとりのケネディ」(02)、「アイ, ロボット」(04)、「大草原の小さな家」、「ダラス」、「ER 緊急救命室」、「シックス・フィート・アンダー」、「ザ・ホワイトハウス」などに出演。今作にはオーディションで選ばれました) TOS "Metamorphosis" 以来の登場、俳優はグレン・コーベット (既に 1993年1月に死去) から変更。その際に設定された 2030年生まれ (つまり現在 33歳) にしては年取っており、見た目も全く異なるのは、放射能汚染のため、または TOS ではコンパニオンが若くした、もしくは自分好みの姿にしたからという説 (?) があります。ENT第1話 "Broken Bow, Part I" 「夢への旅立ち(前編)」にも登場。映画のエンドクレジットでは "Zefram Cochran" になっています。当初はトム・ハンクスもコクレイン役に挙がっていましたが、「すべてをあなたに」(96) での監督と重なったために候補から外れたという話もあります。声:坂口芳貞 ※3: 吹き替えでは、この「チッ」という音が入っていないようです ※4: tequila ※5: このシーンで、酒場に飾られている NASA のミッションエンブレムが見えます。左側は宇宙ステーション・スカイラブ、右はディスカヴァリー (STS-33)。ほかにもコロンビア (STS-52) のもあるそうです。このバーの名前は "Crash-n-Burn" という設定で、外にはモンタナ空軍基地の標識があり、アメリカ空軍宇宙司令部のロゴ、52個の星がついた星条旗 (TNG第38話 "The Royale" 「ホテル・ロイヤルの謎」) が含まれるそうです |
13. 第16デッキ“やられるな!”
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※6: この辺りのシーンでは、武器庫で手にしたもの (先端が円錐状) とは違う種類のフェイザーライフルになっています (先端が平たい)。ただしボーグと遭遇するシーンで、元に戻ります。今作ではもう一種類のタイプが使われており、それはディフレクター盤のシーンで使われているものと思われます ※7: emotion chip TNG第77話 "Brothers" 「永遠の絆」など。前作 "Star Trek: Generations" 「ジェネレーションズ」で装着して戸惑っていましたが、この時点で制御できるようになっているようです ※8: Lopez エキストラ ※9: 声はアイガー役の沢海さんが兼任 ※10: Security Officer (スコッティ・ストロジアー Scott Strozier) 一部資料では脚注※38 のリンチ少尉と同一視していますが、顔が違います (そもそもボーグになっていたら、ここで殺した意味がありません) ※11: 原語では略さない形の「東部連合 (Eastern Coalition)」 |
14. 不完全生命体
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※12: この穴は、後のシーンでは見当たりません。埋めたのでしょうか? |
15. 未来を覗く
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※13: 史上初めて (そして現時点で唯一)「スタートレック」という言葉がセリフ中に登場しました。TNG第177話 "All Good Things..., Part I" 「永遠への旅(前編)」では、Q が「トレック」とは言っています ※14: Guard (ヴィクター・ベヴィン Victor Bevine DS9第106話 "Things Past" 「秘められた過去」の Belar、VOY第130話 "Pathfinder" 「遥か彼方からの声」の保安部員 (Security Guard)、ENT第50話 "First Flight" 「運命の飛行」の管制官 (Flight Controller) 役。ゲーム "Hidden Evil" でも声の出演) セリフなし ※15: クレジットでは保安部員 Guard (アネット・ヘルド Annette Helde DS9第63話 "Visionary" 「DS9破壊工作」のカレナ (Karina)、第158話 "The Siege of AR-558" 「戦争の影−AR558攻防戦−」のナディア・ラーキン (Nadia Larkin)、VOY第75話 "Scientific Method" 「DNAに刻まれた悪夢」の Takar 役。ゲーム "Klingon" でも声の出演) ですが、制服の色分けは赤色。セリフなし ※16: Guard (デイヴィッド・コウギル David Cowgill VOY第43話 "Basics, Part II" 「ケイゾン総攻撃(後編)」の異星人その2 (Alien #2) 役) そのほか保安部員役としてはスコット・ヘイヴン (Scott Haven、DS9第95話 "To the Death" 「戦士の宿命」のヴィラカラ (Virak'kara)、VOY第42・43話 "Basics, Part I and II" 「ケイゾン総攻撃(前)(後)」のケイゾン人エンジニア (Kazon Engineer) 役) 共にセリフなし。この辺りのボーグとの攻防シーンは、後から撮影されました ※17: Daniels クレジットでは保安部員 Security Officer (マイケル・ホートン Michael Horton VOY第85話 "Retrospect" 「呼び起こされた記憶の悲劇」のコーヴィン (Kovin) 役) 初登場。映画第9作 "Star Trek: Insurrection" 「スター・トレック 叛乱」でダニエルズという名前をもらっており、明らかに同一人物であるためそのように扱っています。この時期のエンタープライズ-E の保安部長とも考えられます。「若い艦隊士官」役で横尾博之さんの名前がありますが、ダニエルズかは不明 ※18: 原語では「第26デッキから第11デッキまで」と言っています。後のピカードのセリフにもあるように、エンタープライズ-E は全24デッキです ※19: hydroponics 水耕栽培室 (hydroponics bay)。ヴォイジャーにもあります (VOY第3話 "Parallax" 「ブラックホールからの脱出」など) |
16. リリー
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※20: 原語では「何で停戦を破ったのさ」 ※21: なぜかニュージーランドは全く見えません。また、そもそもこの部屋が何なのかということについては、ドッキングポートと書いてある資料もあります ※22: 原語では「光線銃を扱ったことなかったんだもの」 |
17. ボーグ・クイーン
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※23: Borg Queen (アリス・クリーガ Alice Krige 南アフリカ生まれ。映画「炎のランナー」、「ゴースト・ストーリー」(1981)、「サラマンダー」(04)、"Dynasty: The Making of a Guilty Pleasure" (05)、ドラマ "Dream West" (86)、「デューン 砂の惑星 II」(03) などに出演) 初登場。今回劇中では一度も「ボーグ・クイーン」や「クイーン」とは呼ばれません。クリーガは 10日間の撮影中、長い髪を隠して 4時間のメイクをし、目が痛む銀色のコンタクトレンズを着用しました。最長でも 4分間しか続けて撮れなかったそうです。上から降りてくる合体シーンでは、胸から上は実際の俳優です。本来はカットを挟まない、一続きの映像として完成しました。皮膚の下にもライトが仕込まれています。VOY ではスザンナ・トンプソンが演じますが、最終話 "Endgame" 「道は星雲の彼方に」のみ再びクリーガが担当しました。ジ・エクスペリエンスのアトラクション "Borg Invasion 4D"、ゲーム "Armada II" (声) にも登場。声:野沢由香里 |
18. ホロデッキ“大いなる別れ”
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※24: 具体的に言及されるのは初めて。150 という数字は、国連加盟国の数にちなんだそうです ※25: スウェーデン人テニスプレイヤー、ビヨン・ボルグより ※26: ジーン・ロッデンベリーの言葉だそうです ※27: ここでのドアの表示は「ホロスイート」になっていますが、ボーグがこじ開ける時は「ホロデッキ」になっています。船の設備なので後者が正しいですね ※28: ここでリスト表示されるプログラム名は、いずれも過去に触れられたものです。上から順に "Cafe Des Artistes" 「カフェ・デ・ザルティスト」(TNG第24話 "We'll Always Have Paris" 「時のはざまに」)、"Champs-Elysees" 「シャンゼリゼ」(TNG第122話 "Imaginary Friend" 「イマジナリィ・フレンド」)、"Charnock's Comedy Cabaret" 「チャーノックのコメディキャバレー」(TNG第30話 "The Outrageous Okona" 「無法者オコーナ」)、"The Big Goodbye" 「大いなる別れ」(TNG第12話 "The Big Goodbye" 「宇宙空間の名探偵」)、"Emerald Wading Pool" 「エメラルド・プール」(TNG第114話 "Conundrum" 「謎めいた記憶喪失」)、"Equestrian Adventure" 「乗馬の冒険」(TNG第41話 "Pen Pals" 「未知なるメッセージ) ※29: ロサンゼルス市ダウンタウンの、ユニオン駅にあるレストランでロケ撮影 (その他「ハスラー」(1961)、「スティング」(73)、「ブレードランナー」(82) でも使用)。10種類の楽器、15人のスタント、120人のエキストラが使われました。ボーグがホロデッキに入った直後、右側に座っているのはブラノン・ブラガです。ムーアも出演しているとの情報もありますが、特別版DVD の本人による音声解説では、妻と一緒に準備はしていたものの結局お流れになったと述べています ※30: 支配人 Maitre d' (イーサン・フィリップス Ethan Phillips VOY レギュラーのニーリックス (Neelix)、TNG第72話 "Menage a Troi" 「愛なき関係」のドクター・ファレク (Dr. Farek)、ENT第19話 "Acquisition" 「獲物たちの罠」のユリス (Ulis) 役) ノンクレジット ※31: Bartender (C・J・ボー C.J. Bau) 一部資料では名前がエディとなっていますが、それはモンタナの酒場のバーテンダーです (脚注※1-43)。声は EMH 役の中さんが兼任している模様 ※32: ナイトクラブの歌手 Singer in Nightclub (ジュリー・モーガン Julie Morgan) 歌は "Moonlight Becomes You"。声優なし ※33: Ruby (ヒラリー・ヘイズ Hillary Hayes) 共同脚本ロナルド・D・ムーアの妻、ルビー・ムーアにちなんで。当初はリリーに相当する役がルビーでした。声はアイガー役の沢海さんが兼任 ※34: Dix ディクソン・ヒル (Dixon Hill)。TNG "The Big Goodbye" など ※35: 鼻のニッキー Nicky the Nose (ドン・スターク Don Stark DS9第26話 "Melora" 「エレージアン星人」のアシュロック (Ashrok) 役) 声:天田益男 ※36: Henchman (ロナルド・R・ロンデル Ronald R. Rondell) スタント調整が兼任 ※37: neuroprocessor チップはライターを改造したもの ※38: Ensign Lynch 一説には、ST のネット批評家 Timothy W. Lynch が由来だそうです。確か劇場公開時の字幕では、誤って「E・リンチ」となっていたと思います |
19. 英雄崇拝
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※39: Lt. Reginald Barclay (ドワイト・シュルツ Dwight Schultz) VOY第19話 "Projections" 「ホログラム」以来の登場。VOY第130話 "Pathfinder" 「遥か彼方からの声」では大尉に昇進していますが、今回は制服を着ていないせいもあって確認できません。愛称は TNG では「レッジ」と訳されていました。バークレイが持ってきたバネ状の道具は、映画「禁断の惑星」(1956) で使われたのと同じ小道具という説があります。声:荒川太郎。以前の TNG では田中秀幸、VOY では堀内賢雄 (日本公開は後。"Pathfinder" 以降は岩崎ひろし) ※40: Basic Warp Design ※41: ocular implant シャワーの取っ手がマット合成されています ※42: nanopolymer ※43: ゼフレム・コクレイン高校 Zefram Cochrane High School ※44: 原語では「像」としか言っておらず、「立派なのがね」は「大理石のがね」 ※45: エンサイクロペディアには像の写真が掲載されています。その際に使われた人形は、ENT ではアーチャー船長の私室に飾られています |
20. 無重力
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※46: interplexing beacon ※47: 吹き替えでは「ディフレクター盤」。この後で近づいていますから… ※48: zero-G combat training ※49: いわゆる宇宙服。映画 TMP "The Motion Picture" 以来。俳優が呼吸困難になる場合もあったそうです。後に DS9・VOY で使用されます。エアロックはブリッジと直結しています ※50: 原語では「後ろに気をつけてね」。ホロデッキでルビーが言ったセリフ |
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その3![]() |